2015年に開業した東北本線と仙石線を直通する仙石東北ライン。
このうち仙石線では電車を使用した列車がE131系に置き換え完了後、ワンマン運転を開始する予定となっています。
今後仙石線高城町〜石巻間では仙石線系統の列車がワンマン運転・仙石東北ライン系統の列車がツーマン運転と混在することになりますが、将来的に仙石東北ラインの列車もワンマン化されることはあるのでしょうか?
2015年に開業した東北本線と仙石線を直通する仙石東北ライン。
このうち仙石線では電車を使用した列車がE131系に置き換え完了後、ワンマン運転を開始する予定となっています。
今後仙石線高城町〜石巻間では仙石線系統の列車がワンマン運転・仙石東北ライン系統の列車がツーマン運転と混在することになりますが、将来的に仙石東北ラインの列車もワンマン化されることはあるのでしょうか?
コメント
JR東日本で採用している車側カメラの仕様上、併結運用を前提とするのであれば新たにEthernet用の電気連結器を設ける必要がありますが、他社含め電気連結器を追設してまで有線式の車側カメラシステムに対応させた例がごくごく少ないこともありますから、少なくとも現状のHB-E210を使用している限りは実質的に不可能と考えて良さそうなところでしょうか。
現状、小牛田派出では長期不通による余剰車を他区所へと転用する動きが相次いでおり、残留組についても陸羽東西線色となっている生え抜きの200番代以外は延命工事を受けていないことも併せて不通線区の再開時に石巻線用車両の補てんや非延命車の置き換えが必要となると見込まれますから、その際に仙石東北ラインについても動きがあるかもしれませんね。
仙石東北ラインをワンマン化する場合4両固定編成のHB-E210型相当の車両が作られると思います。
理由としては、仙石線の仙石東北ライン停車駅でも無人時間帯がある駅がある上、仙石東北ラインのHB-E210系は2両で1編成ですが2編成連結して4両編成相当にして運用するのが常態化しているので仙石東北ラインをワンマン化する場合車側カメラが必要となります。
その場合、おっしゃるように電気連結器追設による事例が少ないことがあるのと共に、東北本線区間が各駅停車の列車があり、2両編成では輸送力不足ですべて4両編成になったという経緯もあるので2両編成を作る理由がなくなることからワンマン化を行うとしたら4両固定編成の車両になると考えます。
更に言うなら車両はHB-E210型相当の車両というか下手するとE721系1000番台よろしく4両固定編成のHB-E210系1000番台(仮)を作ってそちらにカメラを設置するということもあり得ると思います。理由としてはカメラ以外の保守部品や保守工程の共通化ができるというメリットがあるためです。
また、HB-E210系相当としたのはHB-E220系のドア幅では仙台圏の朝夕の混雑時に乗降を捌けないということもあります。
一部ワンマン化は行わないという強いこだわりを持っているようですので、キハ110系置き換えに絡めて線区全列車のワンマン化を図る可能性は高いと思います。
HB-E210系は新製時よりワンマン対応準備工事済みですので、将来的にワンマンかされるのではないかと予想します。
HB-E210はワンマン準備対応ではありますが、2両編成を上限とする運賃の車内収受を伴う方式(いわゆる短編成ワンマン)への対応を前提としたものとなるため、4両での運用が基本の仙石東北ラインでのワンマン運転に対応できる仕様ではありません。
そのため、仮にHB-E210にワンマン対応化が施されるとしても仙石東北ラインでの使用を前提としたものにはならないと思われます。
少なくとも中編成ワンマンに対応しないHB-E210系を使用している限りは起こらなそうです。
地方線区のワンマンは原則短編成方式ですが、3両編成や4両編成での車内収受は現実的に不可能に近く、東北本線仙台口では4両が基本で、6両までは仙山線を中心に常時入線してきます(1000番台投入前は8両もありました)から、一部運行車両が対応又は準備工事を行っている短編成ワンマンは成り立たないでしょう。そしてこれら設備は中編成ワンマンではなんら役に立ちません。(なお、仙台口で現状唯一ワンマン運転を行う仙台空港アクセス線は車内収受が無く、安全確認にホーム設置のカメラを用いるのでJRの定義では長編成ワンマンになります)
また、首都圏線区と運用が繋がっていて発着駅でのICカード精算が全駅常時可能な房総地区や常磐線(こちらは末端においてエリア跨ぎがあるので厳密には全駅ではないですが)と異なり、駅精算が出来ず車掌が車内検札まで行う地方線区では所定ワンマンの定期列車においても急遽ツーマンに変更されることが時期問わずありますから、そもそも完全ワンマン化そのものが考えられていないのは明らかです。(やろうと思えば完全に収益ガン無視の信用乗車になってしまいます)
このあたりは新潟のE129系や常陸大子のキハE130系(いずれも3両以上ではワンマン運転を行わない)にも言えるところでしょうか。
HB-E210の件はさておきますが,
仙石東北ラインは全区間Suica利用可能であり,非対応駅からの流入可能性はほぼ石巻からの石巻線のみともいえるため,車内での運賃収受を行わない方式でのワンマン化はあり得ると思います(なお車両……)。
> (やろうと思えば完全に収益ガン無視の信用乗車になってしまいます)
車掌を置くよりも運賃をとりっぱぐれる方が損失が少ない,と割り切り,全扉乗降のワンマン運転に切り替えている線区もあると聞いています。
男鹿線のアキュムは九州のデンチャで、2編成連結でも都市型ワンマン(車外カメラ付き)してるので、仙石東北ラインでも同様のはできそうな気がします。
車輛側の問題だけでなく乗務員訓練も必要になるので、仙石線内については仙石線の運転士が運転するのであればワンマン運転が可能かもしれませんね。東北本線もワンマン導入の流れになれば、全区間ワンマンになるかもしれません。
同意見です。「仙石線内のみワンマン」ならあり得ると思います。
私は当面はワンマン化を行わないと考えます。
まず、前提として仙石東北ラインと仙石線では乗務員の管轄が異なります。
ワンマン化によって車掌業務が消滅するのは宮城野派出所(福田町併設)ですが、仙石東北ラインでは、仙台車両センターが乗務します。仙石線担当の宮城野派出所では先々に備えてワンマン時の訓練をしているもしくは今後行うと考えられますが、現状、仙石東北ラインが走行する範囲の東北本線ではワンマン運転を一切行っておらず(利府支線を除く)、E721系列の中編成ワンマンの準備も何もできていない時にワンマンを一部だけ進めるというのは無謀と考えます(アクセス線が良い例です)
また、仙石線内のみワンマン化するとしても今度は車掌をどこに詰めさせるのでしょうか?
高城町or塩釜に詰所を作るとしてもそこで1時間待機みたいな非効率的なことになりかねません。
どちらにせよ、地上設備面及び他の方がおっしゃるように車両面に投資が必要になりますし、東北本線の都市部のワンマン化に合わせて実施するのが現実的でしょう。
ワンマンとツーマンが混在しても何も困らないと考えます。
仙石東北ラインは運車ともに旧宮城野運輸区持ちではないですか?