今年3月末で秋田総合車両センターでDE10形の「車検」が終了することが明らかになりました。この結果、衣浦臨海鉄道はDD200形シリーズを導入することになりました。
東武鉄道ではDE10形の全般検査を秋田総合車両センターに委託しています。
東武鉄道や、他の会社が保有するDE10形に影響はあるのでしょうか。
KE65形は2027年度までに置き換え
1月8日付中日新聞夕刊に、衣浦臨海鉄道KE65形は2027年度までに新型車両(KD58形)へ「バトンを渡す」こと、2024年度末で秋田総合車両センターでの「車検」が終了するため新型車両の導入をしたことが記載されています。全車は2027年度ま
DE10 1099 秋田総合車両センター 2023.2.14
氷点下の寒気が舞い戻ってきたバレンタインデーの今日、東武のDEが構内試運転へ。 pic.twitter.com/iKsUyABEHb— 藍初 奏(あいそめ そー) (@sou_ai) February 14, 2023
コメント
JR西日本へ委託するのが現実的かと
東武鉄道は自社工場があることから、エンジンなどの機関系は外注化して車体や台車のみ直轄で行うことが考えられます。
鉄道車両のオーバーホールを請け負う会社もあります。
https://www.meiki-tech.co.jp/diesel/
私鉄各社のDE10の検査については専門の会社への委託やJR西への委託が考えられますが、そもそものJR東日本所属のDE10の検査が終了することになりますから、まだ比較的残存数が多いJR東日本からのDE10全廃もそう遠くない未来ですね。
蒸気機関車に隠れがちですが、あえて14系客車を修繕しながら使うなどSL以外の鉄道遺産にも注力しているように見えます。
その一環としてDE10も遺産として使い続けるため、自社である程度整備できるようにしていくのではないでしょうか。
もしかしたら秋田から技術者の出向や転属なんかもあるかもしれません。
例としてDE10形を主力として使用している仙台臨海鉄道は、全般検査の際は
車体関係の整備は自前で、
台車・エンジン・変速機等の検査・整備を専門業者に委託する体制を構築しているようなので、真岡鉄道やわたらせ渓谷鉄道といったDE10を使用していて自前で検査が可能な体制を揃えている他社についても同様の体制になるかと思われます。