昨年夏、南武支線の運用に殆ど就かなかったE127系。
最近明らかとなった労組資料によると乗務員室の酷暑対策が不十分であったことが理由だと伺えます。
昨年ピンチヒッターとして運用された205系も郡山へ向かったため、今年はE127系2編成と残留した205系1編成しか居ない状況ですが、今夏はE127系の乗務員室に酷暑対策を施すのか、又は何らかの別の方法でE127系の運用を避けるのか気になるところです。
┆南武支線┆
・E127系:乗務員室酷暑対策が必要
→夏の運用中止の理由?
・205系1000番台は続投、部品確保に苦労┆E233系┆
・機器更新の計画は未定(E259系も含)
・ワンマン・ATO工事は順調に推移┆東海道線┆
・特急「踊り子」:小田原に停車?
・沼津直通列車の削減:熱海で乗り換え化
など pic.twitter.com/frupAltcVX— 山眺 (@2_VIEVV) December 30, 2024
コメント
考えられるのは
❶205系の稼働を増やし、E127系は運休
❷E127系を首都圏向け相当に改造
❸新車で置き換え
の3つぐらいかと思いますが、どれも微妙なんですよね…
長期的に見れば新車投入が理想ではあるはずですがこればかりは時が来るまで本当に難しい気がしますね。
横浜支社内でワンマンの種類が多過ぎるため、コロナ前のJR東日本ならE131系3両編成1本を作って中編成ワンマンに組み込み鶴見線と共通運用という選択が濃厚な気がしますが、それが理由ならすでに取り組まれていておかしくなく、現行の緊縮財政だと薄い線でしょうか。
南向き運転台にスポットクーラー1台追設するだけなら実費はそう大した額はかからないと思いますが、設計からラインを取ってキチンとするでしょうから、時期を待っているのでしょうか。
恐らくはさほど大掛かりな改造にはならないと思われますし、スポットクーラーを取りつけて凌ぐ気がします。
理由がハッキリしているので、対策もしやすいでしょう。簡易冷房装置の設置をするのではないでしょうか。
恐らく新潟から一部区間の非電化化で余剰になるE129を転属させるつもりだと考えられます。
来夏までにそのような予定がない時点で不可能ですし、最初から間に合わないのであればどの道E127系に対して対策を講じる必要があるため転用させる意義自体がありません。
(編集追記あり)
故障ではないのですね? 乗務員室の空調能力の不足ですよね。
登場が1995年で、当時からすると使用が許可されている冷媒の種類が変化してきていますし、古い冷媒は価格が高騰して入手性が落ちていますのでもしかすると冷房機が改造されているかも知れませんね。そうすると新しい冷媒は体感温度が少し上がる傾向があるので(冷房機の新しい形式は出力が強化されてますよね?)、そもそも仕切り壁がなかったことからすると冷房の効きがどうしても劣る状況が生じるのは致し方ないでしょう。
E127系0番台が新潟地区で「デッキ付き165系運用による混雑を解消する」と称して登場してから30年近くになります。順番が気に入らない・機器更新から10年も経過してない・ET127系が現役ではないかといった点があるかと思いますが他社は他社、機器更新から10年も使わなかった事例は既にあります。
空調ダクトが運転室天井まで確実に延びていれば問題に至らなかったのでしょうが、現状乗ったことも観察したこともないので分かりません。仕切り壁が転用に際して設置されているのですから、そこに換気扇と扇風機を取り付けるだけでも体感温度が下がると思われます。区画内の空気が強制的に循環・排気されることが重要だと思いますので。
客室用冷房機AU720Aと取り付け互換性のある冷房機がどれになるか知りませんが、その冷房機の型式指定を変更して出力向上型に取り替えても補助電源装置の出力には余裕があるので可能かと思います。
諸々が2025年夏に間に合うとは思われませんのでスモークフィルムの前面窓への重ね貼り、乗客への告知(「乗務員の体調維持のため飲用水を持ち込んでおりますご理解を」など)・トイレ休憩時間の確実な確保などで乗り切っていただき、いずれE131系1000番台2連で置き換えてしまっても良いでしょう。用途は機器類が共通する新潟地区と211系現役でET127系が運用される長野地区の共通予備、または211系を一部置き換えて余生を送らせれば良いでしょう。
物置ではない、ワンマン運転なら列車の唯一の保安要員が滞在する区画なのですから、空調について考慮を加えることは何ら贅沢ではありません。