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西武6000系のベンチレーター撤去が不規則に行われている理由は?

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従来の西武車の黄色塗装から大きくイメージが変わり、一部は地下鉄直通列車にも充当される西武6000系。

そんな西武6000系は徐々にベンチレーター撤去が行われていますが、6102F・6105F・6153Fといった一部編成には一部号車や一部箇所のみ撤去されている事例もあります。

果たして何故西武6000系の一部編成にこのような中途半端なベンチレーター撤去が見受けられるのでしょうか?

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コメント

  1. 特に編成短縮などを意図したものとは考えられず、恐らくは単に老朽化に伴うものと思います。

  2. 2010年代から行われている同社での車両故障削減の取り組みを紹介する業界紙記事※の中で、通風器撤去について以下のように説明しています。

    “雨漏り対策では、大半を占めていた通風口周辺の腐食部修理を実施していたが、空調装置が改善されたことにより通風器を撤去し、屋根を塞ぐ恒久対策に転換した。これにより、優先順位を定め、修理と並行して撤去工事を継続している。”

    上記の通り、優先順位を定めて施工しているとあることから、現車の状況に応じて対応していることに起因すると思われます。

    ※松上:「車両故障の削減に向けた取り組み」、JREA.、59(10)、p.40750-40753、(2016.10)
    https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I027658049

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