近年安全対策で急速に設置が進められているホームドア。
都営地下鉄や東急電鉄主要路線では既に全駅に設置されており、今後もJR東日本や東京メトロなど首都圏の大手鉄道事業者でも急ピッチで設置が進められる見込みですが、その1つである京成電鉄は昨年発表された計画によると2035年度末の時点で69駅中17駅に留まる予定です。
2035年度以降も整備される可能性は十分考えられますが、その時点で他社局では既に大多数の駅にホームドアが設置されていることが想定されます。
AE形が客扱いを行う駅に大開口のものを設置することが必須となることやホームが狭い駅が多数ある事などが指摘されていますが、京成線の駅にホームドア設置が進まない理由は何故なのか、またホームドア設置を進めるのに最適な方法はあるのでしょうか?
京成電鉄がバリアフリー料金制度を活用した計画を発表
本日、京成電鉄から鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した計画についてプレスリリースがありました。ホームドアを2035年度までに総数17駅52番線に設置することを目指す他、エレベーターやスロープの設置推進、バリアフリートイレの整備、ホームと車両
【考察】京成のホームドア事情
現在4駅の整備に留まる京成のホームドア。しかし他路線に比べ“不利”な点が多い様にも感じます。
▼ライナー停車駅では大開口タイプが必須
▼駅によっては4・6・8両用に操作盤が必要
▼補強が必要なホームが多い
▼乗降人員1万人未満の駅が多い
(↓続く)#ホームドア pic.twitter.com/PPSUQsZJjd— 通勤電車ドットコム (@com_train_com) September 20, 2024
コメント
単純に費用の問題だと思います。古い駅も多くホームの補強も必要で、それを含めると相当な額がかかりますし。むしろ京成の体力を考えれば現在発表されている計画でも相当頑張っていると思います。