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迫るEF64の検査期限と進まないEH200の増備

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現在、JR貨物のEF64の運用の中に中央西線での重連石油輸送列車が存在します。趣味者の中では、現在もEF64の重連運用がある理由として「JR東海が線路使用料の関係でEH級機関車を入線させたがらないから」などという説があります。しかし、中央西線の一部列車はEH200の運用なこともあり、どうも理由はそれだけではない気がします。
2022年の資料ですが、日本石油輸送/日本OT/JR貨物名義の資料を見つけました。

こちらでは、中央西線の貨物輸送が赤字であること、JR単独での設備投資(新車投入)は不可能であるため荷主と交渉をしたことなどが記載されています。この資料を見ると、EF64のEH200への置き換えが進まない理由は「線路使用料」以外にも「JR貨物側の資金不足」ともとれます。あと10年足らずでEF64の検査期限となりますが、それまでの間に解決策は出るのでしょうか?

https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001485832.pdf

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9e/%E5%80%89%E6%9C%AC_EF64-1003.jpg/1280px-%E5%80%89%E6%9C%AC_EF64-1003.jpg

コメント

  1. EH200を新製する場合、そろそろ具体的に話が浮上しないと、間に合わないですね。
    EH200より費用が安いと想像されるEF210を新製してEH200の首都圏の運用を置き換え、余剰車両を使ってEF64を置き換えるのではと想像しています。

    極端な話ですが、上場企業で東海道新幹線を保有しているJR東海がJR貨物と2連接車体の車両使用料で揉める…というのは結構ケチですね。

    • https://www.haisenryakuzu.net/column/senroshiyoryo/
      貨物会社から旅客会社へ支払う線路使用料についてはこちらのサイトにて考察されていますが、これによるといわゆるEH級機関車の線路使用料云々についてはあまり根拠に基づいているとは言えない俗説でしかないようですから、単純に当該線区における貨物輸送の収支の問題に帰結する話かと思われます。
      中央西線に限らず伯備線も同様の状況かと思われますが、山岳線区対応や少量生産等、コスト面で不利な条件となる専用設計機が求められる一方で、高コストな車両を投入できるほどの収支が伴っていないというジレンマを解消するのはなかなか難しそうですね…

  2. EH500を転用すれば解決…と思ったのですが、簡単な話ではなさそうです…
    https://kumoyuni45.net/archives/2749

  3. EH200はもう製造しない代わりに、中央東線や新潟から首都圏への運転以外は減少するのは間違いありませんが、中央西線を中心はEH200になるのは間違いでしょう。因みに伯備線では置換えるのはEH200ではなく、EF210でやるそうです

  4. あまり詳しくはないんですが、残り西線のロクヨンの重連運用は一本で、その分はEH200の首都圏運用を玉突きすれば、置き換えは可能です。残りのA80,90はEF210で置き換えるのではないでしょうか。もう伯備線には210が入ってますし、210を2両と東海が判断している以上、金はかかるし新製もないEHを無理して確保するでしょうか??もし210の運用なら新鶴見か吹田かどっちの運用になるか気になるところです。

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