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京成3200形の詳細がプレスリリース

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2022年7月に公開された京成グループ中期経営計画「D1プラン」で言及されていた、編成車両数が変更できる新型車両3200形の詳細が本日プレスリリースされました。
外観や車内設備、機能の多くが公表されましたが、一方で導入計画は2024年度に6両1編成と、2025年度以降も継続導入することだけが明記されるに留まり、総導入数などは不明のままとなりました。
また、外観イメージでは3204」という3000形や3100形とは異なる付番方式の番号が付与とされています。
今回のプレスリリースで詳細が言及されなかった仕様や計画はどのようなものとなるのか、考察余地があるかもしれません。

京成3200形が導入予定 他(中期経営計画)
京成グループ中期経営計画「D1プラン」資料によると、編成車両数が変更できる新形式車両(3200形)の導入が計画されているようです。導入時期や数は明かされていないものの、同計画は2022~2024年度とされており、2024年度までに導入される
京成電鉄 3200形を2025年冬に導入
本日、京成電鉄は新型車両「3200形」を導入すると発表しました。今年度は6両1本を製造し、2025年の冬に営業運転を開始する予定です。また、来年度以降も継続して導入予定とされています。2両単位での編成組み替えが可能な設計となっているようです
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コメント

  1. 3200形は3400形置き換え用に最初は8両編成1本導入で、その後は3500形と3600形置き換えでしょうか。

    • 最初は8両ではなく6両1編成のようですが。

    • 確かにプレスリリースに載っているのは6両です。よって最初に置き換えられる車両は、3500形,3600形の6両編成となるでしょう。

  2. 2両ごとに組み換えできる設計である以上、3500形のように2両を1ユニットとしてパンタグラフやVVVF・SIV・CPが集約されるのは予想できますが、向きが異なる2ユニットを背中合わせにする設計でパンタグラフの向きも異なる3500形に対し、3200形はパンタグラフの向きが統一されており、背中合わせにせずに同じ向きで連結する3600形3668編成(ターボくん)に近い設計となるのかもしれません。

  3. 車番に関して、3000形・3100形のハイフンを用いた振り方や3600形・3700形・3400形のような1~8号車が規則性のある連番となるような振り方だと組み換えとした際に不都合が生じてしまうため、3500形以前と同様の製造(発注)順に1両ずつ車番を振るような方式になると予想しています。

  4. 6連以上でどのような組成となるかが注目されそうですが、まずは6連からの導入となるのに対してイメージイラストが4連となっている点が少し気になるところでしょうか。
    また、連結器についても電気連結器付きの密連へと変更されていることから、組成の変更はある程度頻繁に行う想定であるとも考えられそうです。

  5. 気になったのは車内イメージの不自然にやや右に寄った乗務員室ドアですね。それこそ併結時に貫通する前提なら中央に構えればいいですし、広くとってある乗務員室も貫通型としては不自然です。
    そうなると先頭車と中間車の連結や、併結時の通り抜けは考慮されていないように思えます。
    また、初年度製造は6両編成とのことで3500形のような組成ではなく、中間先頭車のない6両固定編成となるのではないでしょうか。

    • 常用の貫通路としての使用を想定した車両であっても乗務員室の仕切り扉がオフセットされている例は少なからずありますし、プレスにも「連結運転時に常時通り抜けが可能な構造」との記述があることから、併結時の通り抜けを想定していないということはまずないかと思われます。

    • それよりも単純に「乗務員室の扉、なんか幅狭くね?」とは感じます。

  6. 6両編成だけでなく4両編成で導入して4両編成同士で併結して8両編成にして運用すれば、ベターです。4両編成の場合は、ワンマン運転対応とツーマンの両方できるような装置をつける必要が、あります。

  7. 貫通構造にもかかわらず乗務員扉がオフセットされている例としては近鉄のシリーズ21がありますね。
    6両1編成と言いつつイメージパースが4両なのは、4両のうち中間2両には簡易運転台がついているからではないかと推測できそうです。
    アメリカの地下鉄で実例もあります。

  8. 1つ気になったのが2両単位での増解結を可能としておきながら、プレス掲載のイラストを見る限り両先頭車ではなく2・4両目にパンタを搭載していることです。先頭車をM車、中間車をT車とするMT比1:1の設計を想像していたのですが、このパンタ配置を見る限り全電動車編成とするのでしょうか。JR西方式の2M搭載による全電動車編成(実質MT比1:1)という可能性もあるでしょうが

    • 諸資料から類推するに、営業運転途中の分割併合は想定されてなさそうなので
      [上野寄り先頭車と次位中間車]、
      [成田寄り次位中間車と先頭車]、
      [営業運転時は先頭に立たない中間車2両]:上野寄りと成田寄りに簡易運転台機能をもつ
      というユニット構成になるのでしょう。中間車2両ユニットについてはMT比1:1でも問題なさそうですしJR西日本のような0.5M方式にも出来そうです。
      ただ問題は先頭車でしょうね。乗り入れ先からの要求仕様に「先頭車は全軸駆動軸とする」的な項目がありそうなので、その場合は通常の1M1Tまたは2M0Tユニットになる展開が予想できます。ともあれ答え合わせが楽しみです。

  9. 上野寄り2両ユニットと成田寄り2両ユニットを組み合わせて使うと公表されてます。

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