京都丹後鉄道が、2024年度に新型車両の導入を計画していることが分かりました。
JR東海から譲受したキハ85系が営業運転に向けて準備が進められていますが、新しく導入する新型車両は特急車両になるのか、一般車両になるのか、どちらになるでしょうか。また、既存車両などはどうなるでしょうか。
2024年度 京都丹後鉄道が4両ほど新型車両導入見込み 他
日本鉄道車輌工業会の「鉄道車両工業」10月号にて、2024年度に「京都丹後鉄道などで4両の生産を予測」との記述が確認*1されました。記述から、従来通り気動車が生産されます。なお、JR東海からキハ85系4両(うち2両=キハ85-6・7は部品取
コメント
新しく導入する新車は1000形で、特急車両です。
新しく導入する新車は特急車両の1000系でMF100形の置き換えですか。
JR東海から譲受したキハ85は「KTR8500形」として入籍しており、今後も「KTR○○形」になると推測されます。
丹鉄の新車は特急用で、KTR1000形ですか。
京都丹後鉄道の近況を整理すると、2019~2022年にかけて導入されたKTR300形5両により1988年の宮福線開業時に導入されたMF100/200形の計6両中5両が置き換えられており、MF102の1両のみが残る状況です。
また、この他に1990年の宮津線転換時に導入されたKTR700/800形の計12両が在籍しており、現時点では宮津線、宮福線で使用車両が分かれている状態です。
経年的にはMF100/200形とKTR700/800形では大きな差がないことを考えると、引き続き宮津線用のKTR700/800形の更新を行っていくと考えるのが自然でしょうか。
ただ、路線開業の経緯から2路線で使用車両が分かれる体制になっているものの、置き換え後も同様の体制を続ける必要性も薄いことから、予備車の統一を目的に新型車両ではなくKTR300形の増備となる可能性が高いと思われます。
特急車両についてはKTR8500形が運用を開始することで計6編成体制となり、3運用(JR直通2運用+線内完結1運用)+1運用(繁忙期の増結運用)ある特急運用を安定的にこなせるようになることから、現時点で特急車両を追加で導入する必要性はないと思われます。
なお、京都丹後鉄道等の記述の通り、4両全てが丹鉄向けになるとは考えられず、KTR300形の投入ペースを参考にすると丹鉄向けの車両は年1、2両の導入と予想されることから、残る車両がどの事業者向けの車両になるかも気になるところです。
やっぱり、一般車だと思います。特急をいれても、置き換える車両が無いですからね。あっても、タンゴエクスプローラーですかね。でも、それはJR東海のキハ85系が京都丹後鉄道では、KTR8500形になりますからね。一番現役の中で古い車両を置き換えるんじゃないんでしょうか?
KTR700、800のミトオ化してない車両ではないでしょうかねぇ。
KTR300の色違い増備で入替えとか。
いつぞや乗ったときに「ゆめ列車」とかも濃色塗装で見えにくいながら車体裾やらが錆びて巣穴空いてる部分ありましたし。
特急はとりあえずKTR001の使用不可補填はキハ85でなんとかなりましたが、10年ぐらいしてKTR8000もいよいよ限界となった時にちょうどまとまって入替えで中古融通してもらえそうな時期の気動車特急がないのではないかという懸念はあるので
いつかは特急も新規導入でしょう。
ブログ記事のタイトルは、「2024年度 京都丹後鉄道が4両ほど新型車両導入見込み 他」となっていますが、元の引用記事は「京都丹後鉄道などで4両の生産を予測」なので、「京都丹後鉄道 “が” 」と「京都丹後鉄道 “など” 」では、中身が全く違います。
ブログ記事だと、「京都丹後鉄道 “単独” で 4両調達する見込み」と思われてしまいます。
ブログ記事のタイトルは訂正が必要でしょう。
(管理修正済み)
そもそも元の記事の「鉄道車両工業」10月号に記載があるというのは正しい情報なのでしょうか?
都立多摩図書館で確認しています。