はじめに
今ではもう3年も前の話となってしまいますが、2018年の「東京総合車両センター夏休みフェア」は、個人的に印象に残っていますのでご紹介します。
(昨今の情勢で出かけることもなかなか厳しい状況で、過去の記録程度しか書くことがないというのもありますが…。)
ただでさえろくな写真が撮れない私ですが、3年前はもっとひどいわけでして…。記録程度に御覧ください。
大井町へ
2018年8月25日、始発を乗り継ぎ、京浜東北線でTKの最寄り大井町へ。到着したのは7時前のことだったかと記憶しています。
TKへと向かおうとしたその時、既に20~30名ほどの待機列が立ち並んでいました。ここから、10時までの3時間、灼熱の中待ち続けました。
そして、午前10時に開場。
出迎えたのはおなじみ901系(クハ901-901→クハ209-901)。
構内見学
さて、その後は適当に構内をうろつきました。
205系500番台の乗車体験。相模線で乗れますが、「高尾」幕は新鮮でした。見づらいですが、走るその隣には黄色い「中央特快 高尾」幕の209系500番台。
デビュー時の姿を彷彿とさせる、E217系クラY-22編成。写真は紛失しましたが、当時E235系への転用改造中のE231系サハ4600番台を始め、建屋には新系列車両が立ち並んでいました。Y-22編成は機器更新されてから13年目だそうで…。
E231系500番台の運転室コンソール。人生で初めて通勤車の運転台に入った瞬間だったかと記憶しています。
山手線の車両洗浄体験。この車両はデビュー前のE235系トウ22編成。TK(地下or一階?)の山手線ピットも初めてみました。
「ロイヤルエンジン」と…
そして、この日一番の目玉である車両展示。この日は、歴史に残る展示だったと思います。
サムネイルにしてしまっていますが、この日はEF81 81(田端)、EF64 1052(高崎)、そしてEF58 61(田端)と209系500番台C508編成(当時・三鷹)が展示されました。なぜEL×3機と209系という組み合わせだったのかはわかりませんが、平成最後の大井公開としてふさわしい展示車両でした。
特に、EF58 61はロイヤルエンジンとも呼ばれる名機中の名機、もしかしたら再び目にする機会がないかもしれないくらいのレア物で、同じお召機であるEF81 81とともに日の丸を掲げる姿は、とても綺麗で格好良かったです。写真に収めることが出来て非常に良かったと思っています。(実際には、撮影中・後に大混雑が発生して、衝立で撮影できなくなってしまっていました。)
おわりに
さて、実際のところは前の晩に思いつきで行こうと決めた2018年の大井公開でしたが、やはり行って正解だったと思っています。
JR東日本の事業用機関車は、次第に数を減らしつつありますが、その唯一無二のかっこよさは、無くならないで欲しいとすら思ってしまいます。
何らかの形で残ればいいなと思いますが…。保守も大変ですからね。
どうしても語ろうとすると機関車メインになってしまう2018年の大井公開、とても素晴らしかった一日でした。
余談
今回のこの記事、古い写真データを漁っていたら3年前の写真を見つけたので、懐かしくなり書かせていただきました。なかなか乗り鉄が出来ないご時世で、今後もしばらくの間、私の「路線探訪」は過去の記録になってしまいそうです。
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