今から2ヶ月半前のこととなりますが、1/15に筆者が本日をもち会社が消滅する「新京成電鉄」の最後の撮影に出向いて来たので今回はその撮影記をご紹介したいと思います。
元山〜くぬぎ山駅間にて(下り列車)
まず最初に元山〜くぬぎ山駅間に行きました。同区間には二箇所有名撮影地がありますが、元山駅側の下り列車が撮影できるカーブのところにて撮影しました。また、訪問した時間(13時過ぎ)には光線は悪いですが同じ場所で上り列車も記録しました。なお、記憶が曖昧で撮影した順番が前後するかもしれないのでご了承ください。
まず最初にご紹介するのは80000形80056編成。新京成最新鋭の車両かつ最後の新造車両となってしまいました。今後は京成に準じたデザインになる見込みなので、3200形導入により幻となった京成一般色の3100形が実質的に見られることになりそうです。

お次は構図を変えましてN800形N818編成。撮影当時は車内外で新京成の歴史を感じられる「マイメモリーズトレイン」となっていました。現在同編成はくぬぎ山車両基地にてカラーリング剥離の上で屋外留置されており、京成色になるのか注目されます。

次は曇ってしまいましたが80000形80046編成。2023年度に導入された編成です。

次は8800形8810編成。この編成は1988年製です。この頃京成電鉄で導入されていた車両は3600形であるため、8800形のデザインがいかに先進的であったか窺い知れます。

京成3600形(別日撮影)
くぬぎ山〜元山駅間にて(上り列車)
今度は同じ場所で撮影した上り列車をご紹介します。
8900形8918編成。下りのカーブ構図で撮影失敗してしまったため、この日撮影できた唯一の8900形です(笑)。8900形はリバイバルカラーが実現しない見通しで個人的には残念ですが、一方で京成色になったら実質旧塗装と似た雰囲気になりそうでとても期待しています。
8800形8803編成。1989年製の8800形です。
8800形8813編成。登場時のリバイバルカラーとなった編成です。新京成といえばこの色と考える方も多いのではないでしょうか?ちなみに個人的にはこの日に一番撮りたかった編成です(笑)。

8800形8808編成。京成千葉線直通色のリバイバルカラー編成です。個人的に物心ついた時に見た8800形がこの塗装なので、8800形というとこのデザインのイメージが強いです。

北初富駅にて(下り列車)
今度は北初富駅にて撮影しました。同駅は北総線・成田スカイアクセス線の線路と並行しており、時折両線を走る列車が通過するところも見られます。
80000形80016編成。2019年に導入された80000形のトップナンバーです。余談ですが、北初富駅の隣である新鎌ヶ谷駅には東武野田線も乗り入れており、国内で3例しかない「80000」を名乗る形式(新京成・東武・近鉄)のうち新京成と東武の2車種が乗り入れているのが面白いポイントです。
8800形8813編成。先ほどくぬぎ山〜元山駅間で撮影した編成が折り返してきました。
8800形8808編成。同上です。旧塗装の編成が高架化された区間を走るのはギャップがありますね。
これを持ってこの日の新京成の撮影は終えました。
終わりに
今回は「新京成電鉄」としての最後の訪問・撮影をご紹介しました。これからは京成松戸線として新たな一歩を踏み出しますが、当面の間はジェルトピンクやリバイバルカラーの車両も残ると思うので、「京成松戸線」の過渡期も撮影や記録ができればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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