「じゃりすけ」とは
「じゃりすけ」とは、相鉄のバラスト散布やレール輸送に使用される貨車を牽引するための保線用モーターカーです。同型の機械として「じゃりべー」も所属しており、制御車の「すぱなっち」「ばーるっち」とともに活躍しています。車体後部にパーツを取り付けて、限界測定にも使用されます。
詳細な解説(外部サイト)
突然の塗装変更と復元
落成以来、青とオレンジのカラーで活躍してきたじゃりすけですが、2019年3月6日に保線区構内でカラーフィルムを用いてYNB化される姿が目撃されました。塗装によらないYNB化は初の事例となりました。
YNB塗装のまま保線作業を行っていたため、「じゃりべー」など他の保線車両も塗装変更が行われるものと思われていましたが、ほかにYNB化される保線車両が現れないまま同年5月9日にラッピングを解除され、元の姿に戻っています。
相鉄線ニュース - モーターカー「じゃりすけ」のYNB化が完了 https://t.co/1b3Yfd24wo #相鉄 #sotetsu pic.twitter.com/DunYwbPGkS
— 神横瀬鉄道写真館の人 (@kamiyokose_stts) March 24, 2019
じゃりすけラッピング解除!!
相模鉄道 相模大塚駅
2019-05-09 pic.twitter.com/BB3d4Gb7HE— ひろ (@hiro400x) May 9, 2019
塗装変更の理由とは
およそ2ヶ月間のみだったラッピング。細かい部分までYNB色を入れているため、それなりに費用と手間がかかっていると思われます。そこまでして色を変えた理由はどこにあるのでしょうか。
答えとして有力なのは、3月28日に羽沢横浜国大駅で行われたJR直通線のレール締結式において、締結後はじめて走行する「渡り初め」にじゃりすけが起用されたことだと考えられます。報道公開され注目を浴びるため、新しい「SOUTETSU」ブランドを象徴するYNB塗装に変更したのでしょう。
また、近々行われると思われる東急直通線の締結式では、どの車両がどんな形態で登板するのか注目です。
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