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相鉄「じゃりすけ」の塗装の変遷

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「じゃりすけ」とは

「じゃりすけ」とは、相鉄のバラスト散布やレール輸送に使用される貨車を牽引するための保線用モーターカーです。同型の機械として「じゃりべー」も所属しており、制御車の「すぱなっち」「ばーるっち」とともに活躍しています。車体後部にパーツを取り付けて、限界測定にも使用されます。

詳細な解説(外部サイト)

相鉄線の作業車両、「じゃりべー」とは? - はまれぽ.com 神奈川県の地域情報サイト
相鉄線天王町駅近くのいつも同じ線路上に【じゃりべー】なる車両があります。名前から察するに砂利運搬用?いつ動いているのか、他にも脱力系の愛称を持つ車両があるのか調査お願いします。 | 『はまれぽ.com』とは...横浜、川崎、湘南、神奈川県のキニナルお店、噂、スポット、変な場所、不思議なモノ、行政問題など真面目な疑問を徹...

 

突然の塗装変更と復元

落成以来、青とオレンジのカラーで活躍してきたじゃりすけですが、2019年3月6日に保線区構内でカラーフィルムを用いてYNB化される姿が目撃されました。塗装によらないYNB化は初の事例となりました。

YNB塗装のまま保線作業を行っていたため、「じゃりべー」など他の保線車両も塗装変更が行われるものと思われていましたが、ほかにYNB化される保線車両が現れないまま同年5月9日にラッピングを解除され、元の姿に戻っています。

 

塗装変更の理由とは

およそ2ヶ月間のみだったラッピング。細かい部分までYNB色を入れているため、それなりに費用と手間がかかっていると思われます。そこまでして色を変えた理由はどこにあるのでしょうか。

答えとして有力なのは、3月28日に羽沢横浜国大駅で行われたJR直通線のレール締結式において、締結後はじめて走行する「渡り初め」にじゃりすけが起用されたことだと考えられます。報道公開され注目を浴びるため、新しい「SOUTETSU」ブランドを象徴するYNB塗装に変更したのでしょう。

新駅「羽沢横浜国大駅」で相鉄・JR直通線レール締結式。「9割以上完成」という駅内部も公開
 相鉄(相模鉄道)は3月28日、新駅「羽沢横浜国大駅」(神奈川県横浜市)において「相鉄・JR直通線(直通線)」のレール締結式を実施した。同線の開業日は11月30日に決定しており、今回の締結式により開業へのステップが一段進んだ形となる(関連記事「相鉄とJR東日本、11月30日開業の直通線共同会見。『二俣川~新宿間で15分...

また、近々行われると思われる東急直通線の締結式では、どの車両がどんな形態で登板するのか注目です。

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