12日、京成電鉄は12月13日(平日は15日)にダイヤ改正を行うと発表しました。
このダイヤ改正では平日ダイヤにおいて松戸線と千葉線の直通運転を朝・夕各2本増発するとされていますが、その対象は朝は下りのみ、夕方は上りのみとなっています。
このダイヤを見ると新設の直通運用に充当される車両が日中の千葉・千原線の折り返し運用にも充当される可能性が考えられますが、その使用車両は松戸線所属の車両(元新京成)になるのか、従来の京成車となるのか気になるところです。

京成電鉄と北総鉄道が12月13日にダイヤ改正
本日、京成電鉄と北総鉄道が来月13日(12/13・平日は12/15)にダイヤ改正を行うことを発表しました。《京成》スカイライナーでは、成田空港駅発20時台の列車を1本増発し、夜間に空港に到着する利用者の利便性を向上図ります。また、同列車は一



コメント
同一の会社となり車両使用料の問題も発生しませんから、保安装置等含めて理論上乗り入れ可能な車両は共通で使うようになると思います。
一旦は従来の新京成車でしょうが3200の増備で松戸線、あるいは松戸線と千葉線以外は走れない8800や8900の廃車が進めば3000などによる松戸線・千葉線運用もに日常になるでしょう
8900はともかく、8800はまだしばらく使うことになるかと思います。
千葉線未対応編成の京成本線走行対応化がどのくらい大変なのかわかりませんが、8800も汎用6連として本線系でも使うようになったりはしないんですかね?(逆に本線系6連を松戸線でも使うように)
車齢40年近くで鋼鉄製かつ少数派の8800を今さら本線対応にするのは例え簡易的な改造で済んでもあり得ないでしょう
運用上の合理性を考えると機器更新した編成ですら早急に3200に置き換え地下鉄乗り入れの予備から4連ワンマンまで効率良く運用するのが望ましいかと
>(逆に本線系6連を松戸線でも使うように)
あるいは車両運用効率向上策として、減便と引き換えに松戸線の再8連化をする可能性もあるでしょう。
京成松戸線の平日は23運用のうち9運用が朝ラッシュで入庫することから、2本が日中の千葉線内折り返し運用に就くのであれば昼寝していた編成の有効活用となり、合併のシナジー効果ということになりそうです。
またこれにより、3500・3600形6連の引退が3200形の増備以上に進むかも知れません。
なお、千葉線直通が8運用に対して千葉線直通対応編成が15本のため、千葉線内折り返し運用が増えたとしても80000形の直通解禁はまだお預けでしょうか。
下り増発される京成津田沼8:47発千葉中央行きは、現行の8B07から1分早くなっています。このB07運用をそのまま置き換えるとなると、京成津田沼20:00まで走ることになり、また上りの増発列車の時刻に繋がりません。(増発列車の間に入る)
京成津田沼9:08発千葉中央行きは、現行の9B01と同時刻であり、これはそのまま折り返し京成津田沼行きで入庫します。
夕方千葉中央17:18発は、現行17B20京成上野行きから2分早発で、折り返しこの列車になる15B11は京成上野から入って来ます。
千葉中央17:41発は、現行17B00京成上野行きから2分早発で、折り返しこの列車になる16B01は京成上野から入って来ます。
発表どおり、朝は千葉中央行き2本だけ、夕方は松戸行き2本だけの増発であるならば、
(1)下り増発分は折り返し京成津田沼行きで入庫し、夕方京成津田沼から千葉中央へ始発で出て、夕方増発分に返す。(くぬぎ山昼寝が津田沼昼寝に変更)
(2)長らく京成千葉線の17時台は1時間に京成津田沼~千葉中央が5往復、千葉中央~ちはら台が2往復と昼間より少ない異常事態が続いていたが、今回時刻が早くなっていることから10分間隔に増発される可能性もある。その場合、2本ともちはら台~京成津田沼折り返しに使用されるかもしれない。
(3)夜京成車が松戸方向に乗り入れ、翌朝千葉線へ戻る。
のどれかではないかと考えています。
但し京成車は3000形、3700形共にブレーキ5段であり、新京成車は全て7段ですので、そこが問題にならないのであれば(3)も可能かな?と考えます。
ノッチ段数も元からの京成車は5で、元・新京成車の京成車では4しかありません(これは東急と同じ)。
11月15日からイラスト募集が始まった「京成ドリームトレイン」の募集要項によれば、掲出場所は
・中づり
・窓うえ
・ドア横
・車体ラッピング(松戸線・千葉線のみ)
とされています。運行期間が2026年3月~7月であるため、本ダイヤ改正後も松戸~京成津田沼~千葉中央の区間のみを走行する車両は引き続き存在することになります。このことから、少なくとも完全な共通化には至らないのではないかと思います。運行範囲が広がるとしても、車種は限られるのではないかと思います。(例えば、N800形や80000形が従来の京成車同様に扱われる可能性はあります。あくまで、車体にラッピングをした編成は、従来の新京成車の運行区間を超えて走ることはないということです。)
https://keisei-dream-train.jp/
参考までに、過去5回実施された「新京成ドリームトレイン」は、いずれも8800形が使用されており、車体のラッピングも行われていました。