山手線のE235系0番台のうち、トウ07編成がダイヤ改正以降営業運転に一切使用されていないようです。
なんの特徴もない編成のように思いましたが、編成順に実施されているワンマン化などの改造から除外されている複数編成に含まれている他、新製配置時の10号車組み込みや導入前の試運転が他編成と比べて多かったことが報告されているようです。
山手線の余剰車両は年々増えつつあるようですが、この編成は今後どうなるのでしょうか。
山手線運用情報
注目される山手線E235系改造工事の実施順
現在進行形でワンマン運転対応等の工事が進む山手線のE235系0番台ですが、今までに改造を受けた編成の記録から、工事を実施する順番にある規則性があるようです。
仮にこれが改造終盤まで維持された場合、今後の車両動向の大きな鍵となる可能性も考え...
振り返ってみればトウ07は当時の他編成と比較して配給から10号車組成までの時間が長め、運用入り前の試運転も何故か多め…という不思議な編成でした。今の離脱と関係があるかどうかはわかりませんが、色々考えてしまいますね🤔
— 東運 (@shinonome_rs) July 5, 2024
コメント
少し前になりますが,トウ07の一部と思われる車両(MM’20か21+サハ)が東京総合車セ西地区入口寄りに留置されているのを湘南新宿ライン車内から見た記憶があり,TK内で何かをやっているのは確かと思われますが,それが何なのかは謎です。
別記事にて横浜線E233系が「新津製の15編成だけワンマン改造を受け、残りが未改造」という記事があったかと思います。その後横浜製のH016編成も改造を受け、合わせて16編成のワンマン対応編成が誕生したことになります。ここで完全に推測ですが、もしかするとこのワンマン改造済みの編成を内房線・外房線に転用して209系の8両運用を置き換え、穴埋めにこのトウ07編成を含む山手線E233系の数編成と、完全新製編成とを合わせて横浜線に投入(転用編成は転用改造とワンマン改造を同時実施、完全新製編成は製造時からワンマン対応仕様)し、老朽化した房総209系の取替えを行うとともに、横浜線の一部列車(運用の減る日中時間帯や土休日)でのワンマン運転を開始するのでは?と予想します。
誤字がありました
×山手線E233系
○山手線E235系
失礼致しました。
むしろ未改造の編成が12編成あるのであれば、そちらが置き換えの対象になりそうです。
現状改造が見送られているE235系が6編成あり、2M4Tの6両編成6本を新造して組み替えれば4M4Tの8両編成12本になりますし。
房総に回すのであればドアボタンやトイレの設置をすることになると思いますので、まとめて改造した方がいいでしょう。
横浜線へ205系を投入する前に、山手線から205系を貸出・試運転したことがありましたが、同じことをするのかもしれないですね。
E235系はデジタル広告搭載車なので、余剰編成が転用される場合もデジタル広告出稿可能な線区に限定されるだろうと思われます。となると、横浜線よりも、E231-0番台が6本残る総武緩行線の方が可能性があるように思います。
E235系0番台の余剰編成を9両化してそこにグリーン車を組み込み1000番台化するという可能性が十分考えられると思います。このことで新造費が抑えられます。確かに横浜線なども考えられますが、今更E235系とE233系を混ぜるというのは整備などいろいろ面倒なことになりそうなのでないかなと思います。
今年度の移動等円滑化取組計画書に記載の新製数や統計などからE235系1000番代は運用減少分を除いた当初の予定数を今年度中にもほぼほぼ造り切りる見込みであり、所要数の増える見込みもないことから、少なくともその可能性はないと言い切っても良いでしょう。