置き換えが進み残り1本となった京成3400形と今後3200形の導入により置き換えが本格的となる見通しの3500形(更新車)。
そんな両形式ですが、京成電鉄を特集した雑誌「鉄道ピクトリアル 10月臨時増刊号 【特集】京成電鉄」の同社取締役との対談にて、3200形導入による車両動向の質問に対する返答で「3500,3400形ですが、それらを順次廃車にしていきます。ただ、せっかくですので逆に少し残しておこうかという考えもありまして、いろいろと社内で検討しています。」と京成電鉄の取締役が発言されていました。
この発言を聞くと3400形・3500形の一部を置き換えずに継続使用することを検討しているとも捉えられます。
趣旨は少し異なりますが、大手私鉄にて運用離脱後も事実上の動態保存車両として復活や継続使用された例は東武8000系8111F(現在は野田線で運用)や東急8500系8637F(予定)があります。
果たして京成電鉄でも3400形・3500形が継続使用や動態保存されるといった動きがあるのでしょうか?
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コメント
単純な全車両の即時搬出・解体とは異なる選択肢を検討していそうですね。
良くて4連での動態保存でしょうか。
あくまでまだ考え始めた段階であり、検討はこれからといった所でしょうか。
ただ、かつて東武の主流だった前面形状を残す東武8111Fや、長らく田園都市線で大多数を占めていた8500系と比較すると、少数派の3400形と原型のない3500形は少し“商品”として弱い感じも否めません。
雑誌記事では直接の言及はないものの、残す価値を考えると、原型が残る3688編成が良いかもしれませんね。
単なる保存を楽観的に動態保存すると思ってるようにしか見えません
3500形はステンレス車体の、3600形は(軽量)オールステンレス車体の、どちらも京成にとっての「初物」
という事実は、保存価値となりうるポイントでしょうか。宗吾工場も拡張されるようですし、
そのタイミングでどちらかもしくは両方を保存するという可能性は、あるのではと想います。
動態保存するのであれば、各形式4連に短縮の上、本線系統より負荷が軽いと思われる金町線に閉じ込めてやるぐらいですかね。3200形の増備が進んでもなお続けるとは考えづらいところですが。
最近は頻度が減りましたが、某疫病渦において子会社の京成トラベルサービスによるツアー列車が多数設定されたことを思うと、これらの車両をイベント用車両にする価値もあるのではないかと思います。
ただ、1個人の意見ではありますが、今残る車両の中で最もそれに適任だと思うのは3600形3688編成のような気がします。
良くて拡張される宗吾への1両ずつの静態保存でしょう。
3400・3500・3600いずれも「4連化」とターボ君合わせ、金町線で使用されると思います。
今日3500トプナン目撃しましたが、非常に綺麗になっていました。