現在、京成電鉄は、成田空港の機能強化に伴い、主にスカイライナー車両を増備する計画や宗吾車両基地の拡張事業などを進めています。
空港の機能拡張は2028年度末(2029年3月末)完了とされ、宗吾車両基地も2029年3月に拡張が完了する計画です。
スカイライナーの増備や、宗吾車両基地の収容数はどのようになるのでしょうか。
宗吾車両基地の拡張工事に着手(2029年3月完成予定)
本日、京成電鉄は第181期第二四半期有価証券報告書を提出し、宗吾車両基地拡充工事の着手について決議したことを明らかにしました。同報告書では「2028年度末から予定されている成田空港の機能強化に伴い、更なる空港利用者の増加が見込まれており、当
京成3200形が導入予定 他(中期経営計画)
京成グループ中期経営計画「D1プラン」資料によると、編成車両数が変更できる新形式車両(3200形)の導入が計画されているようです。導入時期や数は明かされていないものの、同計画は2022~2024年度とされており、2024年度までに導入される
報道発表資料:成田国際空港の施設変更許可について~成田国際空港の更なる機能強化に向けて~ - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
コメント
京成のスカイライナーの次の新車はAE200形でしょうか。
輸送力増強が目的ですので、新形式を開発するコストは、普通、費やさないと思いますね。
4編成前後くらい増やせば十分なのではないでしょうか。
E259系との駆け引きが注目されますね。可能性は低いとは思いますが、E259系が置き換えられるようなことがあれば、京成も新型型式を出すはずです。
成田空港の機能拡張が完了する頃にはAE形も登場からほぼ20年経過ということもあり、歴代のスカイライナー用車両の更新周期を考えるとその頃には後継車の登場も考えられるところでしょうか。
少なくとも20年前の車両をそのまま造るということはサービス面的にも考えにくいように思えますから、何らかの大きな仕様変更が発生する可能性は高そうです。
たしかに、成田空港~東京都心部北東エリア間の輸送力増強「だけ」ならば、AE形の追加製造でも良さそうですが、
外野から(?)羽田空港との相互連絡運輸の強化、なんなら有料着席列車の運行を求められる展開も有り得そうです。
そうなれば現行AE形は車体サイズや台車タイプが羽田乗り入れ基準に適合しないので、京急線直通仕様をも満たした新型車両で総取り替え…となることでしょう。
高砂の方で連続立体交差事業・再開発事業が計画されており、そちらとの関連性も気になります。(宗吾の拡大、高砂の縮小など)
移転先の規模までは見えませんが、高砂検車区自体は高砂駅に置いたまま移転するようですね。いつのことになるかははっきりしませんけど、小田急の喜多見とか都営の大島や木場みたいに、都市公園の下層部に設置する構想まではオープンになってます。
https://xtech.nikkei.com/kn/atcl/knpnews/14/660651/030700009/
地元選出の平沢勝栄衆議院議員が「京成高砂〜江戸川駅間の立体交差化についての事業認可が許可された」との発言をされており、駅周辺の掲示板にも同様のポスターが貼られていることから、同じ葛飾区内の京成押上線京成立石駅周辺の工事が終わると京成高砂の計画が具体化してくるのではないかと予想しています。
京成立石の事業完了予定が2030年であり、宗吾の拡張とあわせて時期的にも辻褄が合うように思います。
KSWebさんが、新宗吾工場の新設移転計画を調べてまとめられていますね。
http://ksweb.org/etc/202312/e002512.php
南側に拡張する敷地に車両工場を新設し、2030年頃に稼働開始となるようです。
京成グループ全体(現新京成、北総、千葉NT鉄道、舞浜リゾートライン、芝山鉄道etc.)の鉄道車両を見られる設備となるか、気になるところです。
また、現工場建屋は当然その後は解体されるわけで、その跡地に本線系とアクセス系のどのくらいの車両を収容するのかも気になります。千葉線の運用を考えると京成津田沼の検車(というか留置)機能を完全に撤去するとも考えにくいですが、京成津田沼の配線や、用途を考えるとあまり使いやすくないので、逆にちはら台あたりに移転するとか、千葉線と新京成線を完全スルーの上、くぬぎ山の工場設備を宗吾に吸収して留置機能を増加(もともと8連を収容する能力があったので今でも余裕はあるかと思われるが)すれば、京成津田沼の折り返し機能の向上なり、あるいは高架化といった改良もできるのではないでしょうか。