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E217系の離脱順序は検査順となるものの…

車両動向

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E235系1000番台の営業が始まり、E217系の運用離脱が始まりました。数日以内にEF64が鎌倉車両センターへ送り込まれ、最初の配給が行われるでしょう。ここでは離脱順序の見通しについて触れたいと思います。

直近の情勢

1月3日現在のE217系は、11連4本、4連4本が各地へ疎開、11連1本がドア広告を撤去されています。(12月31日現在、4連1本もドア広告を撤去されていましたが、指定保全直後で、常識的には車両動向と無関係です。)
ドア広告を撤去されたクラY-44編成は検査期限的にも、数日後の配給が見込まれます。
そして、疎開中の基本編成も、検査期限と照らすと期限の迫る編成が集中的に選ばれています。

運用離脱の3形態

無駄な検査を避けるのは当然の話で、数年程度の経年差は今までも無視されてきました。今回、基本編成で言えばY40番台の検査が進む中で置き換えが始まっており、必然的にY40・50番台の後期編成が真っ先に落ちることになります。
検査のペースと運用離脱のペースを比較すると、今後の置き換えの大枠を掴むことができます。

1.検査ペース > 離脱ペース

この場合、同時期に離脱する編成より、検査を迎える編成のほうが多いので、前半は検査と離脱が並行することになります。そのため、検査を迎えても入場するか離脱するかが不明であるものの、離脱する編成だけを見ると概ね検査順で落ちることになります。
武蔵野線205系がこのパターンでした。

2.検査ペース ≒ 離脱ペース

この場合、離脱は検査順で淡々と行われます。廃車になる編成を予測するのが容易です。
山手線E231系がこのパターンでした。

3.検査ペース < 離脱ペース

この場合、最初のほうは検査間近の編成が落ちるものの、後半のほうは、どの編成を落としても運用が回る状況となります。よって、後半では検査と無関係に離脱が出ることが増え、予想が困難になります。
京浜東北線の209系がこのパターンでした。

総武快速・横須賀線のE217系は?

E217系の検査順はノートにまとめて頂いています。これによると、検査入場は3年弱で回っています。そして、置き換えは2020年度から2023年度にかけて行われることになっています。
つまりパターンで言えば1と2の間付近であり、概ね検査期限で離脱となるものの、一部編成が検査入場する可能性も否定できない、武蔵野線205系に近いパターンと推測されます。もちろん、厳密には検査が均等に来るわけでは無く、数本程度の例外は発生するでしょうが、大枠はこのようになります。

まとめ

このように検査と車両淘汰は密接に関わっており、急に置き換え両数が変わると、検査設備や部品供給を復活させるなどの多大な手間がかかります。E235系1000番台は(1000両程度の発注年度が過去にあったことから)一括発注されていると思われますが、昨今の情勢で順調に置き換えが進むか気になるところです。

  • 概ね検査期限で離脱となる。
  • 一部編成が検査入場する可能性も否定できない。
  • 離脱する編成だけを見ると、検査順で落ちる。

コメント

  1. 南瓜西瓜 より:

    E217系に限らず、車両取替に伴う運用離脱全般に関するノートとしてとても参考になりました。
    後期編成は期限が迫る編成が多い中、ここ数ヶ月以内で検査出場及び入場中の編成も存在しており、一部編成の検査入場の可能性と併せて考察すると早く落ちる編成としぶとく生き残る編成に分かれそうですね。

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  2. あっきー より:

    E217系が廃車される事に、へこんでしまいます 地方や海外に譲渡とか不可能なの、でしょうか・・・

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  3. さち より:

    185系や215系の場合は全編成が同時に定期運用離脱した上で転用改造がないことから検査順はあんまり関係ないですが
    千葉地区の209系の場合は一部編成のみE131系に置き換えられる関係でダイヤ改正時点で検査が遠のいている6両編成数本が対象なのではと思います

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