2018年に引退し、その後は長らくの間和光検車区新木場分室にて保管されていた千代田線6000系6102Fですが、20日に編成が分割され車番プレートが撤去されたことが確認されています。
同編成を巡っては、通電が不可能になったということが先日行われた撮影会で明かされたそうですが、今後はどうなるのでしょうか?

東京メトロ6000系6102F編成分割・一部部品撤去
2018年の引退後、長らくの間和光検車区新木場分室にて保管されていた東京メトロ千代田線6000系6102Fですが、本日同所にて編成が分割され車番プレートが撤去された姿が確認されています。今後の動向に注目されます。2025/11/20新木場車


コメント
6000系は本格的な電機子チョッパ制御採用やアルミ車体の嚆矢ということで、営団→東京メトロにとっても意味のある車両です。しかし、6102FもVVVFインバーター制御に更新されて久しいですし、技術面から見た重要性は薄くなっています。
それを踏まえると、今更、通電が可能な状態にして、自走できるようにする必要性はあまり高くありません。車番プレートの撤去などが始まっているということで、最終的には先頭車両のみを残して残りはすべて解体、という形が現実的ではないでしょうか。
当然のことですが、今後も様々な車両が引退していくわけで、それをいちいちフル編成で保存していては車両基地のスペースもどんどん削られていくわけですから、編成のうち数両のみを残してあとは解体、ということも必要になってくるでしょう。ロマンスカーを大量に保存し続けていたあの小田急でも、車両基地のスペース不足を理由に、中間車はあっさり解体された、という前例もあるわけです。
6102Fは残念ながら今後解体されると予想します。
8101Fが新たに保管(保存?)されるとするならば、そのスペース確保のためではないかと思います。
6000系はハイフン編成が他に保管されているので、2本も保管出来ないと
いう判断になったのではないでしょうか。
訓練車としても使えなくなったのなら少なくとも中間車の解体は致し方ないですね。
直前まで10両を維持していたのに中間車から解体というのを見ると編成短縮かと。
尤も8101fと7101fは定期的に通電を行っているのでこの2編成は今後も安泰だと思われ、6102fの一部が解体必至だからと言ってメトロが保存方針を変更したと決めつけるのは早計だと思います。
2次試作車を呼び戻す為の一部解体なら寧ろ嬉しいですが…
(というか何で試作車も送ったんだろと)