2022年度から横浜市営地下鉄ブルーラインに導入が始まった4000形。その投入により、従来の3000A形は順次置き換えられ、これまでに6編成が廃車となっています。
しかし現在、3000N形・3000S形で事故廃車などが発生した影響からか、当初の想定よりも長く2編成が残留している状況です。
今後については、ブルーラインの3000S形(6編成)の代替用として、2027〜2030年度にかけて4000形2次車が8編成製造される計画が示されています。この「8編成」という数から考えると、名指しされている3000S形6編成に加え、残る3000A形2編成も同時に置き換えられる可能性が高そうです。
3000A形はブルーライン各形式の中でも最古参にあたる存在。今後の4000形導入により優先的に置き換えられるのか気になるところです。

横浜市営3000形 編成表(最新版)
現在、6連29本、計174両が在籍しています。【ブルーライン向け3000形(上永谷検車区)】「3000形→3000A形」

横浜市営4000形2次車はJ-TRECが落札
8編成が予定される横浜市営4000形2次車ですが、入札の結果、総合車両製作所が落札しました。横浜市営地下鉄の車両をJ-TREC(旧東急車輛)が新製するのは1999年以来となります。日本車両は辞退し、川崎車両と総合車両製作所が争いました。金額
コメント
A形については順当に置き換えられると思います。
現状では事故廃車になった編成の代わりに残留(延命)している様相に感じ取れますが、
4000形の増備本数を見るとやはりA形も置き換えられる可能性は十分ありそうな気がします。
電装品の老朽化は廃車編成からの部品取りで何とか延命できるので、3000Sはぎりぎりまで残すのでは。
一方の3000Aは電装品だけでなく構体の劣化も指摘されてますので、置き換えは待った無しの状況かと。最優先で置き換えられるものと思われます。