1979年に登場した西武新101系。
現在でも西武狭山線・多摩川線で活躍している他、西武から引退した車両が上信電鉄・秩父鉄道・流鉄・伊豆箱根鉄道・三岐鉄道・近江鉄道へ譲渡されています。
西武は2030年度までに全車両をVVVF化予定である事からそれまでに引退が見込まれ、三岐鉄道でも元JR東海211系を譲受した5000系への代替が進んでおり、更には流鉄も元JR東海211系が導入される見通しです。なお、近江鉄道でも元西武2000系を譲受した200形が導入予定ですが、こちらはより古い元西武401系の800形・820形を置き換えると推測されます。
西武・三岐・流鉄からは近いうちに引退が見込まれる新101系シリーズですが、最後まで見られる鉄道会社はどこになるのでしょうか?
コメント
とりあえず流鉄と三岐が置き換え寸前です。
残りのうち
自社発注の新車導入で置き換えれそうなのは伊豆箱根ぐらいでしょう
中古車の融通が利くのは伊豆箱根と秩父だけでしょう
上信、近江については2連なのを考える手頃な中古車は基本あり得ませんから(西武2000系2連は401系置き換えだけで弾切れ)沿線の支援で新車を作るしかないのでは?と思います
所有する組織のうち、資金的に取り替える余裕がないと考えやすいのが、近江鉄道保有機構でしょうか。
西武鉄道から2000系を譲受するようですが、資産を弄るのが一番難しいと思われますので。
101系譲渡車ですが、最後まで残るのは駿豆線の車両だと思います。
本命→近江
対抗→伊豆箱根、上信
ただ、近江の元新101系(301系も含む)は900形(1本)、100形(5本)の計6本で、西武30000系の2連とちょうど同じ本数なんですよね。
なので、もし30000系2連が早期に廃車されるなら近江のが意外と早いタイミングで廃車になるかもしれないです。
秩父鉄道は西武4000系の廃車を3両化して導入して置き換えは…ないかな?
上信と伊豆箱根の置き換えは出物が無さそうなのでしばらくは無いかなと
伊豆箱根、かつてはJR東海直通列車の構想もあったはずなので、東海の211を貰うかと思ったのですが貰わなかったですね。
話はズレますが、流鉄と三岐で廃車になる元101系はそのまま解体でしょうか?
他社へ売却は…もう貰い手が無さげですね…
今般やっと元西武鉄道401系の取替にかかる近江鉄道が最も状況が厳しく、追加の大規模投資が行われない限り、元西武鉄道101系の各形式が現役かつ主力であり続ける必要があります。
https://kumoyuni45.net/archives/3984
上信は長らく一貫して西武中古を導入していたにも関わらず突如JR東から107系を譲受し話題になりましたが、今度はそう遠からず置き換えられるであろう、延命工事施行済の211系にもしかしたら目を付けているかもしれません。
伊豆箱根は西武グループということもあり、1300系を3000系1次車ともども新2000系リニューアル車を改造して導入し置き換えると予想します。
近江ですが、既に他の方に指摘されていますように、資金力の問題や上下分離方式の複雑さから、予備部品を確保はしつつ騙し騙し当面は使い続けるのでは、と思います。
長野の211系は大改造無しで2連組めない時点で論外でしょう
上信が狙うならその巻き添えになるであろうE127系かと
伊豆箱根も今更鋼鉄製・直流モーターかつ無改造で3連組めるわけでもない車両は買わないでしょう
他の方と同意見になりますが、401系の置換をやっと始める近江鉄道が一番最後まで使いそうですよね。
上信は元101系より先に、自社オリジナルの1000形などの置換を検討しないといけないと思うので、しばらく残ると思います。
蛇足にはなりますが、その置換用にJR東日本の211系は検討していないと思います。JR107系⇒700形と違い2両編成を組むには改造必須ですし、県支援で作った自社オリジナルの7000形はIGBT-VVVF車なのに、踏切事故対策に車体修復しやすい普通鋼製とした実績があります。
駿豆線は大場工場の急曲線を理由にボルスタレス台車の導入が不可能といわれており、中古車購入は他路線よりも困難に思われます。
また、近年の運賃改定のリリースや移動等円滑化取組報告書を見ても車両更新を計画している様子はなく、3000系鋼製車共々もう10〜20年走っていても不思議ではないです。