京浜東北線E233系1000番台サイ101編成・サイ102編成・サイ103編成の撮影会イベントの紹介で、この3編成に対して「今後も様々な活躍が期待される」と言及されたことが注目されています。
同番台は少なくとも2編成に千葉地区転用改造が実施される見込みでしたが、今後も様々な活躍が期待される3編成はこれからどのような動きを見せるのでしょうか。

サイS編成表記が公式プレスリリースで明記
本日、E233系1000番台サイ101〜103編成の撮影会が告知され、プレスリリースの中でS101編成などの表記が確認されました。ケヨY編成、マトK編成などと同様、車両外観では確認できない通称でしたが、公式でも使用されていることになります。

E233系千葉転用は豊田2編成+さいたま2編成
2025年度に予定されているE233系4編成の千葉地区転用改造について、豊田車両センターから2編成、さいたま車両センターから2編成が予定されており、機器更新も併せて施工されることが公開された労組資料から分かりました。豊田車両センターではグリ
コメント
巷では、千葉エリアに転用される編成なのではないかとの噂もちらほら見受けられますが現在、E233系1000番台ではワンマン・ATACS対応改造、機器更新が進んでおり、初期3編成は改造が行われていないため、転用するには持ってこいなのも事実です。
注意すべきなのは、E233系1000番台で今年度千葉エリア転用改造分で明らかになっているのは東京総合車両センターでの改造2編成分が対象、長野、大宮での改造予定はないこと、業務量内容が明らかになっていない秋田や郡山での改造も0とはいい切れないこと、来年度に更なる転出の可能性も考えられること、といったことくらいでしょうか。
サイ101~103が千葉地区転出対象なのは間違いなさそうですが、第1~第3編成で揃えそうなのと、3編成の転出になりそうなのは大きな情報ですね。
京浜東北線に残るのは79編成になりそうですが、所定予備は3編成に対し現在の運用数は75で、増発できても1運用分ということになるので、不可逆的な転用を決行する程度には旅客需要も固まってきたのだろうと思います。