昨年6月12日、しなの鉄道上田駅構内で列車が脱線する事故が発生。当該車両はSR1系200番台S202編成でした。
上田駅でSR1系S202編成が脱線(一部区間終日運休)
本日、しなの鉄道上田駅構内で入換中の車両が脱線する事故がありました。この影響で、田中~戸倉間が終日運休となりました。運休区間は、バスによる代行輸送を行うようです。脱線の当該車両はクモハSR111-202(SR202編成)で、車体が傾いている
その後同編成は昨年12月25日にS201編成の牽引によりJR東日本長野総合車両センターへ入場しましたが、それ以降約半年間音沙汰がありません。
SR1系S202編成が長総へ回送(脱線当該)
本日未明、しなの鉄道で脱線事故当該となったSR1系S202編成が長野総合車両センターへ回送されました。同編成は6月12日に上田駅で脱線し、6月19日未明までに全車がモーターカー牽引で屋代駅へ移動、そのまま留置されていました。昨日、S201編
近年他社局で発生した脱線事故による被災車両の処遇は、奇しくもしなの鉄道の事故の1週間前に都営浅草線馬込検修場構内で脱線事故に遭った都営5500形5507編成のうち少なくとも4両が廃車になったと思われる他、2020年と2022年にそれぞれ被災した京成3700形(北総7800形)も当該号車は廃車となっています。一方で2020年にJR外房線での脱線事故で被災した209系2100番台マリC612編成は修理して運用復帰しています(現在は余剰廃車済み)。
都営浅草線5507編成の5~8号車が廃車
本日、東京都公文書情報公開システムを確認したところ、「浅草線5507編成5~8号車の廃車」という公文書があることを確認しました。5507編成については、昨年6月に5~7号車が馬込車両検修場で脱線事故を起こした後、J-TRECに調査のため一部
北総7818編成と思われる車両が解体
脱線事故で2両が抜かれ、6両が京成3748編成として復帰した北総7800形7818編成ですが、先週末以降、北館林解体場で北総ロゴマークの入った車両が解体されています。車体を切断し、印旛車両基地から陸送された7814号車と推測されます。今日の
京成3748・3788編成余剰車両は除籍済 ほか(商業誌)
昨年11月11日を最後に運用を離脱していた京成3700形3748編成と11月17日に脱線事故で被災し一部車両を3748編成と組み替えた3788編成ですが、鉄道ファン2023年8月号の付録大手私鉄車両ファイルによると各編成の余剰車が2023年
209系マリC612編成営業運転復帰+脱線事故に関する報道
先月8日の16時前に外房線安房鴨川~安房天津間で発生した脱線事故で被災した209系2100番台のマリC612編成ですが、本日営業運転が確認されています。C612 復帰してんだけど pic.twitter.com/5ysWQjZDvP&mda
果たして脱線事故で被災し現在長野総合車両センターへ入場中のしなの鉄道SR1系S202編成は無事に運用復帰できるのでしょうか?
コメント
現状1本抜けている状態でも運用が回っているほか、JRの新保全体型が適用される車両ですので検査周期も比較的余裕があると思われますので、長総のE217系解体作業等の別の作業がひと段落する頃合いを見計らって修理を実施すると思われます。
工場の利用可能状況に加え、しな鉄の予算措置も絡んでいると思うので待機中なのでしょう。