5月17日よりE493系が久留里線キハE130系の郡山総合車両センター(KY)入場にて配給列車の牽引として運用を開始しました。
今後E493系はどのようなスケジュールでEF64形やEF81形による配給列車を置き換えていくのでしょうか?
E493系牽引初運用(キハE130-110配給輸送)
5/17、幕張車両センター所属のキハE130-110が東北方面へ配給輸送されています。E493系オク02編成が牽引しており、今回、E493系による配給輸送初運用となりました。E493系の初仕事、巌根→袖ケ浦でいただき。ご一緒の皆様、おつかれ
コメント
元々趣味人が勝手に邪推して失敗作呼ばわりしていた印象がありました。
今年度中には廃車や新製配給も代替していくと思います。
失敗作の可能性はまだ消えていません。
3編成製造の予定が2編成に減らされた事と、勾配が続く上越を越え10~11両編成の配給列車を牽引する運用の実績がまだ無い事の2点がその理由です。
機関車による事業用列車牽引運用を置き換える事がE493系製造の目的であるので、その目的が完全に果たされるまでは「失敗作ではなかった」と判断するのは早計です。
今回は、たったの1両を、勾配区間の短い東北線を越えて郡山に届けるだけの、比較的容易な運用である事に注意が必要です。
今後徐々に運用箇所が広がっていくものと思われますが、鎌倉向けE235系の新製や、秋田でのE231系機器更新施工に伴う配給輸送に関しては向こう2年前後の短期間での終了が見込まれることや、機関車と比較して編成全長が伸びることに対する車両センター構内の改修等の動きが現状見られないことから、これらは最後まで機関車による配給輸送が続けられそうです。
2編成という陣容の少なさも気がかりですね。確か計画では3編成の予定だったらしいですが…
それこそ今年の3/27はAT出場、KY入場、NN廃回に新津出場返却、宇都宮配給と計6台の機関車が動いてましたので、配給が重なってしまうとタイトなスケジュールになってしまうのではと危惧しています。宇都宮配給はGV-E197系との絡みで今後どうなるのかはわかりませんが。
e493系郡山入場配給で初運用に入りましたね。これまでef64、ef65、ef64で運用されていた分を置き換えるのでしょうか
同じキハE130系でも八戸線向けの郡山入場やGV-E400系の八高線試運転時など近年気動車に関しては配給輸送ではなく自走での回送が増えている中こうして傍目には無駄にも見える配給仕立てとなった経緯が気になります。久留里線向けも保安装置や(確保できたかは別問題ですが)内燃免許保持者の配置、何より千葉駅への入線実績を鑑みれば郡山まで自力回送して入場というのは当然可能であったはずであり、趣味者の間でしばしば言われている牽引力不足の疑念が晴れない運用の始まりとなってしまった感は否めないです。
千葉キハが郡山への自走が可能であればEF81での牽引も不要だったはずですので、「無駄に見える」「E493の牽引力不足の疑念の発端」とのご指摘は全くの的外れであります。
武蔵野線を運転できる乗務員区では内燃免許転換教育してないですよね。久留里線DCの入出場だけではあまりにもハンドルを持つ機会が少なく、牽引を維持したのではないでしょうか。
失敗作という推測ですが、そもそも「プロが集まって設計して、使えないほど失敗することがあるのか」と疑問です。
大きな流れとして国鉄継承の機関車が廃車される頃の置き換えは高崎長野の211系で新車廃車ともに自走になりそう、その後の廃車は自走出来る◆マーク付きがほとんど、3編成目はその後必要になった時期に製造すればいいと先送りされたのではないでしょうか。
武蔵野線のDCは、キヤE195系がありますよ。
これは純粋な液体式DCなので、内燃免許が必要です。
いまでもDE10の単行や工事列車などもあるでしょうし。
ただ、キハE130はこれらよりは頻度が下がるため、車種別教育のターゲットにするよりは、汎用牽引車が向いているという判断はあり得ます。
長野は自走、勾配の少ない郡山は493系でできるとして、新津と秋田が絡む長編成の配給が問題ですよね。
みどりの窓口廃止も凍結されましたし、新津・秋田配給兼観光用として数両機関車が残る可能性もあると想像します。
直近で検査を通過した車両に関しては向こう数年の維持は可能かと思いますが、会社として全廃の方針自体が揺らいでない以上は今後全般検査等の大きな検査を実施するとは考えにくく、仮に残るとしても検査期限の範囲内という極限られた範囲になるかと思います。
2編成あるので、プッシュプルで配給することは可能では?と思われます。
なぜか根強いE493系の上越国境牽引不可論ですが、その裏付けは何なのでしょうね?少なくともスペック的には過去の貨物列車と同等の性能は確保できるのですが、実績がない、という以外にそれを覆すエビデンスを見たことがありません。
E493系に関して私が気になっているのは、屋根上に明らかにE129系と同一形状の抵抗器(少なくともそのカバー)が搭載されているにもかかわらず、私の知る限り趣味誌では「発電ブレーキ搭載」となっていないことです。用途や外観から発電ブレーキ非搭載で製造されるとは考えにくく、仮に現状機能していないとしたら何かしら当初予定外の事象が生じている可能性は否定できないように思いますし、労組が難色を示すことも想像できます。牽引力に問題がないことは明らかですので、それ以外になにか事情があると考えたほうが説得力がありそうです。