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E131系がホームドアに対応している不思議

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2020年より房総地区向けを皮切りに導入が始まったE131系。そんなE131系ですが、車体側面のドアコック位置を示す「▼」印や運転台周りの様子から、新製時よりホームドアに対応していることが明らかになっています。
しかしながら、現状E131系が導入されている線区(房総・宇都宮地区、相模線、鶴見線)への具体的なホームドアの整備計画は公表されていません。2022年3月ダイヤ改正では、相模線向けE131系500/580番台の横浜線(ホームドア整備計画有り)への乗り入れも終了しています。また、E131系のドア数が3ドアではなく4ドアとされたことに対して、「ドアの位置が大きく異なると導入のハードルが高くなるので、親和性が高い4ドアの新形式にした」との説明がされており、E131系がホームドア整備線区に導入されることを想定しているようにも捉えられますが、今後E131系に搭載されているホームドア関連の機器が使用される日は来るのでしょうか
現状E131系が導入されている線区は、首都圏近郊の比較的利用が少ない閑散線区であることも共通しており、これらの線区にホームドアを整備した場合費用対効果が見合わない可能性も考えられますが、もしホームドア関連の機器が使用されるとしたら、どのような用途を見込んでいるのでしょうか

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コメント

  1. 既存区分で活用される予定が当面無くても、これから導入を想定している線区で必要になる見込みがあって、形式としてホームドアに対応した仕様になった可能性もあるのではと思います。
    例を挙げると、中央本線211系の老朽取替用で導入される場合、高尾〜立川はホームドアとの兼ね合いが必要になる見込みです。
    https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220405_ho01.pdf

    • もし既存区分で活用される見込みがあるとすれば、幕張車両センター209系老朽取替用にE131系が再び増備されることとなり、運用拡大に伴って千葉駅や成田線空港支線に入線する定期運用が設定された場合などでしょうか。

    • 導入が想定されていてホームドア整備が有り得そうなところでいうと仙石線あたりがそうですね。

  2. E131系で走っている路線の中でも
    鶴見線はホーム幅が狭い駅が多いので、ホームドアは不可能ですが、やるとしたら相模線ですかね。
    房総エリアや宇都宮周辺については設置するかしないかはJR東日本の発表次第です

    • ホームドア設置、相模線の中でも比較的乗降客数の多い橋本、茅ヶ崎、海老名、寒川あたりに限定されそうですけどね。一部駅限定といえど車側で対応しておくに越したことはないと思います。

  3. 2031年度までに整備する路線に現在E131系が運行されている路線への整備計画は公表されていませんが。2036年度までにホームドアを整備する369番線に、鶴見線が含まれているかもしれません。

    https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220405_ho01.pdf

  4. いま予定がなくても後から必要になった時に、3ドアではどうしようもない、だからとりあえずは4ドアにする、以上の意味はないと思います。

    • たしかに、4ドア車と乗降扉位置に互換性のある3ドア車となると、
      E129系的3ドア車の中扉をE131系ふう4扉車の中寄り2番目か3番目どちらかの扉位置にズラす、ようにする他ないと思われますが、
      そもそも新規に設計し直さないといけない=設計開発費発生が免れないですもんね。J-TREC新津工場の製造設備も弄る必要でてきそうですし。
      そのほかの問題は、乗降扉の間隔が変則/不均一になることが果たして受け入れられるかどうか?ということかな、と。ラッシュ対応上は特に(キハ38等で)必要と考えられていましたから。

  5. いま新車を投入すると今後40年以上使う可能性がある訳で、今では想像できない路線にホームドアが設置される(しなければならない)可能性は十分考えられます。20年前でさえ既存路線に設置することはほぼ無いと思われていましたからね。

  6. 現在、JR東は「ローカル線区にも新車を直接投入」に方針を切りかえましたが、それでも今後の方針転換(新技術を用いた車両の開発や架線レス化線区の拡大など)を加味し、車齢が若いうちに撤退が必要となった場合の他線区への転用も考慮しているのかもしれません。

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