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3788編成が機器更新 他編成への普及はあるのか?【 #3700形の日 】

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機器更新が行われた3788編成

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先日機器更新を行い出場した京成3700形3788編成。機器更新は同形式としては初で、京成電鉄全体で見ても旧3200形3294編成・3000形3003編成の試験的・一時的なもの、3600形3668編成(ターボくん)の電装化によるもののみとかなり限定的な事例となっていますが、今後3700形他編成や、3000形・新京成から編入されるN800形などの形式でも行われていくのでしょうか

京成3788編成の機器更新が確認
本日、宗吾車両基地にて京成3700形3788編成3782号車の制御装置(VVVFインバーター装置)が更新されている事が確認されました。なお、2月9日頃より同様の目撃が複数されています。同形式に機器更新が行われることは初めてで、京成電鉄全体で
京成3788編成が出場(機器更新・前照灯LED化)
機器更新が確認されていた京成3700形の3788編成ですが、本日宗吾車両基地を出場し、試運転を行う様子が確認されています。磁励音は既存の京成車とは異なるもので、京阪3000系や13000系に似た音程となっています。また、前照灯のLED化が併

コメント

  1. 経年的には今廃車の動きがある3500形・3600形・3400形の淘汰を終えた後に置き換え対象となるであろう形式ですが、このタイミングで全編成を機器更新すると、減価償却の観点から長期使用が望ましくなり、場合によってはその次の3000形などを早く置き換えなければならなくなりそうです。

    3700形以降の形式を全車両経年50年程度まで使用する方針となったなら話は別ですが、今回の更新はあくまでGTO-VVVFの予備部品捻出のための機器更新で、一部車両に留まると予想しています。

    • 確かに3000形、短期間に大量増備をされたので、3700形を更新し置き換え時期を伸ばすことによって3000形の取替時期になった頃に大量増備しなくても済むようにする為の可能性も考えられますね。
      類例で西武新2000系が一部編成のみリニューアルを行ったのは置き換えの時期を分散させるためと聞いた事があり、実際編成短縮のものを除き現在未更新車の置き換えが急速に進んでいますね。

    • 電車の法定耐用年数(おおよそ減価償却の期間)は13年でして、これは今回のように機器更新をして機能改良を行った部分にも、部分的に適用されます。一方で3700形の製造初年が1991年、2代目3000系の製造初年が2003年ですので、3700形に全面的に機器更新を行う、となると、そのままでは3000系の初期車と置換時期が被ることになり、将棋倒し的に以後全面的に機器更新、という話にならざるを得なくなります。

      とはいえ、3700形や3000もC-ATSやらデジタル列車無線やら後付け改造してますが、さらにこれから10年も経てば、各種機能の陳腐化や経営コスト改善などの面から更なるハードウェアの改良の必要性も考えられ、それらを延命した車両にさらに後付けでやるのが得策か、という問題も生じます。となると、

      >今回の更新はあくまでGTO-VVVFの予備部品捻出のための機器更新で、一部車両に留まる

      というのが妥当な観測かと考えます。

    • >>今回の更新はあくまでGTO-VVVFの予備部品捻出のための機器更新で、一部車両に留まる

      >というのが妥当な観測かと考えます。

      それなら3700形は既に廃車が出ているので、そこから部品取りしておけば良かっただけです。脱線車両を避けたとしても部品は取れました。

      それ以前に、AE100形も同等品ですので、必要ならこの段階でも確保できたでしょう。

      10年前から制御装置の予備は大量に確保可能な状況があって、つい最近も廃車を出しているので、わざわざ機器更新をしてまで、しかも寄せ集めの中期増備車を更新してまで、予備品確保をしたとは思えません。

      予備品確保が目的なら、壊れる可能性がもっとも高いであろう1次車を狙うべきであって、この編成だったのは、この編成が元々出自の異なる事故車2編成を混ぜ合わせた編成だったからだと考えた方が妥当だと思いますよ。よりによって両方とも脱線事故を起こしているので、多少なりとも通常とは異なる衝撃が編成全体に加わっていると考えることはできます。そう言うリスクを負った2編成の寄せ集めだからこそ、特に電子部品等のリスクを排除するために更新したと考える方が妥当でしょう。

      この編成以外は手を付けないと思いますし、外した部品は全部捨てていると思います。

  2. 京成3700形は機器更新とリニューアルするでしょうか。

  3. 成田空港輸送の議論の方向によっては(成田湯川~2ビルの複線化、空港ターミナル移転に伴う着発線増設)、スカイアクセス分の新車投入に資金を投入しなければならなくなり、本線の車両取り替えは後回しになる可能性もあります。
    となると、3700を延命しなければならなくならります。
    さすがに、3400,3500,3600は3200で置き換えるはずです。

  4. GTO素子のVVVFも部品確保が課題となる時期に来ていますからね。他社でもIGBT素子の一般的な装置などへの更新が進んでおり、ある意味自然な流れかと思います。

    • 構体そのものの造り付けとしては東急9000や1000、JRの205や211と同世代であり、走行機器更新の上ある程度の長期間使い続ける想定だったのかな、その範囲内の出来事と思います。半導体の進化を踏まえて3100や3200と仕様を合わせることでメンテナンスしやすくした、ということではないでしょうか。

  5. 3788Fは2つの脱線事故から生まれた組み換え編成ですよね。組み換えのせいで、3781~3786までは東洋、3787、3788が三菱の駆動装置とモーターだったはずです。
    機器の相性なのか現場から嫌われて機器更新に至ったのでは?
    ただ、今回の更新が主電動機そのままでVVVFインバータのみの更新なら、上記の機器混載は関係ないのでしょうか。

  6. おっしゃるように3788Fは問題抱えてたみたいですし、機器捻出とあわせ施行されたものでしょう。
    仮に更新が継続しても、3700初期車や9100などの置き換えに出来るかなって思います。
    昨今のトレンドで大規模修繕や改造などはせず事故車両も含め即廃車が多いですね。

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