最近元JR東海211系が導入されたことで話題となっている流鉄流山線。
そんな流鉄流山線ですが、2021~2023年に「オムライス電車」というものを運行して話題となりました。

人気アツアツ オムライス電車 流鉄流山線「苦肉の策」が話題:東京新聞デジタル
千葉県流山市の流山駅と松戸市の馬橋駅を結ぶ全長五・七キロのローカル線「流鉄流山線」で、赤と黄の車両をつなげた「オムライス電車」が話題を...
事の発端は2021年11月、5000形5003編成「あかぎ」の全般検査と同5005編成「なの花」の不具合が同時期に起き、車両不足となりました。ここで5003編成の検査を終えていた5003号車と5005編成の問題が無かった5105号車を組み合わせて赤と黄色の混色編成が誕生しました。
2022年2月には5003編成5103号車の検査と5005編成5005号車の修理が終わりましたが、混色編成が好評であった事から、編成を元に戻さずもう1パターンの混色編成も誕生しました。
これらの編成はいつしか「オムライス電車」と呼ばれるようになり、ヘッドマークを取り付けられたり2022年7月には京成トラベルサービスによるツアーが催行されるほど人気となりました。
余談ですが筆者は同ツアーに参加をし、鉄道ファンや沿線民からかなりの注目を集めていた記憶です。
お知らせ | 流鉄
そんな「オムライス電車」ですが、2023年8月に5005編成「なの花」が検査入場することに伴い運行を終了しました。8月5日には京成トラベルサービスによる「もうすぐさようなら、オムライス電車!貸切臨時列車で行く車両基地見学ツアー」というツアーも開催されました。

流鉄5003編成「あかぎ」試運転(「オムライス電車」終了)
8月30日、流鉄5000形5003編成「あかぎ」が試運転を行いました。同編成は2021年12月より、5005編成「なの花」と組み替えて混色編成「オムライス電車」として活躍していましたが、約1年8ヶ月ぶりに元の組成に戻ったことになります。なお
お知らせ | 流鉄
元211系の導入により、まもなく引退が見込まれる流鉄5000形。そんな5000形に過去にはこのようなユニークな出来事があった事も記録として残していきたいところです。
コメント
5編成を4編成に削減しますがどの色が省られるのでしょうか?