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メトロ06系はなぜ転用されることもなく廃車となったのか?

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2015年に廃車された06系は、ホームドアに対応できないために、20年以上走り続けてきた千代田線から退くことになりました。06系は、同様の理由で有楽町線から東西線へ転用された07系と設計がほぼ共通していました。そのため、B修工事を行った上で東西線へ転用することも不可能ではなかったと考えられます。しかし、なぜ転用もされずに、そのまま廃車になったのでしょうか?

コメント

  1. 乗務して経験があります。
    1.ブレーキの利きが悪い
    2.たまにしか乗り入れてこないので、故障した時の処置に不安を感じる。
    3.機械の使い勝手の悪さ。
    よく聞く話はこんなところです。

    なので、廃車になったのではと予想。

  2. まず大前提として千代田線へのホームドア設置計画がありますが、
    ・この1編成のためだけに大開口型など特殊なタイプを用意するのは非効率なために06系を追い出す必要はあった

    そのうえで、

    ・東西線は当時既に運用に必要な車両数は充足していた
    ・冷房装置が故障しており、なおかつ05系と同等のものに換装された07系と異なり修理部品確保に難があった
    ・法定の減価償却期限は過ぎており廃車としても損失は出なかった
    ・ちょうど06系の廃車が決定したタイミングで新木場基地で構内試運転中の9000系が車止めを過走し台車を損傷する事故があり、代替となる同等の台車を捻出したかった

    といったことが考えられると思います。

  3. ただ、東西線では2016年度に15000系が3編成追加されているんですよね。
    コンバータの故障だけなら07系みたいに交換する手があったと思いますが、何らかの事情でそれができなかったか、それとも他にもいろいろ故障があったのか、気になるところです。

    • 2016年度の15000系増備は増発用で置換え目的ではありませんから、他線からの転用という選択肢そのものがなかった案件かと。
      06系転属ではワイドドア増やしたい当時のメトロの思惑とも合致しません。

  4. タイミングが悪かった、ということでしょうね。

    07系の東西線転属の頃はまだ5000系も残っていて、置き換えのタマとして必要性があった。しかし、06系が余剰となった2015年時点では東西線は15000系による05系初期車の置き換えが始まっていましたし、06系は修繕時期を迎えていたので、修繕と新造を天秤にかけて新造(15000系の増備)としたのでしょう。

    • 15000系の増備は3編成、06系は1編成しか無いことから、全てを置き換え切れません。つまり、06系の電装品は、05系第19~21編成と全く同じであることから、修繕工事までの部品確保もあったものと思われます。

    • 2016年に3編成の「純増」をするとき、06系転用+2編成新造とするか、06系は使わず3編成を新造するか、の選択判断があり、後者になった、ということでは?もちろん、廃車後は部品取りに使われたとは思いますが。

    • 15000系は05系初期車(101F〜113F)の置き換えの13本と、増発用純増の3本の計16本となっています。2016年度製造はその純増分にあたります。東京メトロは南砂町駅改良をはじめ東西線の混雑緩和のためにあの手この手を使っていますが、当時として手っ取り早い手法としてワイドドア車の増備を選択しており、最初から06系の転用は考えていなかったと思います。

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