4月15日、東武10030型11436F+11447Fの連結部(クハ14436+クハ11447)に転落防止幌と見られるものが設置されたことが確認されています。東上線での事例から事実上の半固定編成化されたことが伺えます。
現在、11436F+11447Fを含む一部の10030型4連はデジタル無線を片側の先頭車にしか搭載しておらず、非搭載の先頭車が中間になるように以下の組成で運用されています。
浅草側4連 | 南栗橋・館林側4連 |
---|---|
11437F | 11435F |
11434F | 11444F |
11436F | 11447F |
11451F | 11454F |
11459F | 11458F |
この他、南栗橋・館林方先頭車がデジタル無線非対応の編成(車両)は11453F(クハ14453)が存在しますが、執筆日時点では2連と連結した6連で運用されています。また、残りの本線4連の11431F・11432F・11433Fは両先頭車ともデジタル無線に対応しており、時折組成変更されることがあります。
今回11436F+11447Fに行われた転落防止幌設置は、他のデジタル無線非対応車が組み込まれる編成にも行われるのでしょうか?
東武11436Fと11447Fが半固定編成化
4月15日、南栗橋車両管区にて東武10030型11436Fと11447Fの連結部(クハ14436+クハ11447)に転落防止幌と見られるものが設置されていることが確認されました。東上線での事例から11436Fと11447Fが事実上の半固定編
コメント
デジタル無線の関係で既に先頭に立つことはなくなっていたでしょうし、実質8両固定編成を組んでいるグループは全て中間先頭車に転落防止幌を設置することになるのだろうと思いますね。
表に記載した編成は同様の措置が取られると思います。両先頭車にデジタル無線がついている編成はそのままにし、共通予備扱いになると予想しています。
問題は片側デジタル無線非対応ながら組成変更することもある11453Fですが、なんとも言えず微妙なところです。
https://tochiyo-train.hatenablog.com/entry/y1958
この例のように1ペアのみのとどまった例もあったり、東武800型・850型への運転台供出に必要な分だけ実施された野田線8000系の事例もあったりするので、今のところ全編成に波及するかどうかは何とも言えないような気がします。
もし後者と同じように部品供出が目的だとしたら…
〇津覇車両で改造中の10050型2連へスカートや前照灯、前面行先LEDを供出
(この場合対象はリニューアル同士の3ペアだけ)
〇他リニューアル編成への供出(HID前照灯換装の為)
(対象は2ペアのみに)
の、いずれかになりそうです。
尤も、バリアフリーの観点からすると、転落防止幌はあるに越したことはなく、また、コスト面からも不要な先頭車を維持するメリットは特になさそうなので、全編成に波及する可能性も高いと思います。