東急9000系(9020系含む)と小田急8000形を譲受し「サステナ車両」として保有車両のVVVF化を進める西武鉄道。
このうち東急9000系(以下「元東急9000系」)の導入予定路線には多摩湖線が含まれています。しかし、現在多摩湖線で活躍しているのはVVVF車である西武9000系(以下「9000系」)が中心で、各報道も101系・2000系・4000系の置き換えが明記されているのに対し9000系には言及がありません。
旧101系からの流用機器・部品も多くそちらの老朽化が進んでいることが考えられる一方でVVVF車でもある9000系ですが、多摩湖線に元東急9000系が導入された後はどうなるのでしょうか。
鉄道ピックアップ
コメント
失念してしまいましたが、西武9000系は引き続き使用することが言及された報道自体は出ていた覚えがあります。
ただ東急9000系・9020系の使用予定線区が幅広く、複数線区共用とすることで効率化を図っているようにも思えるので、西武9000系が従来通り(ほぼ)多摩湖線専用という使用スタイルを維持するのかは気になりますね。
本形式と東急車を一つのグループとして、それら全体を複数の線区で用いる体制とした方が効率的な気がします。
報道の置き換え対象には101系・2000系・4000系と書いてあった記憶なので、サステナと併用で9000系は引き続き使用の線になる可能性が高そうですね。前照灯や室内灯のLED化とかもしてるので、すぐの廃車とは考えにくいのではと思います（新2000系にも室内灯のみLEDにしている編成はいる）。
西武9000系は、多摩湖線/西武園線共通で当面使用されるのではないかと邪推しています。
東急9000/9020系が全て西武に来ると仮定し、
・多摩川線常駐4編成
・狭山線3編成（多摩川線交換予備兼）
・多摩湖線2編成
・飯能〜西武秩父9編成
となった場合、多摩湖線/西武園線用として玉川上水に4連が7編成配置となり、多摩湖線4運用+西武園線1運用+予備確保ができるのではないかと思います。
報道によれば東急からの譲受分は多摩湖線で使用となることから、西武9000系は多摩湖線/西武園線共通になるとの推測です。
サステナ車輌譲受の目的も「VVVF化率の引き上げ」が目的なので、当面は続投すると思います。ただし譲受する東急9000系ともども新しくはない車両であることから、将来的に支線区への新車導入(“西武版E131系”のような車輌)の目処が立つまでのつなぎという位置づけとなると思われます(特に東急9000系は車体はまだしも機器は老朽化しており、別途最低限の機器更新は必要かと思われます)。
西武園線にはサステナ車両が入らないと明言した取材記事があった記憶なので、そちらは少なくとも西武9000系に統一されるのではないかと思います。
あとは完全に妄想ですが、東急9000系の勾配問題が以前取り上げられていたように西武秩父線での運用に懸念も生じているので、運用を共通化した上で西武9000系を極力そちらで使用するのかな？とも考えました。