昨日、山形線の標準軌用719系5000番台カタY-11編成に部品撤去の動きが確認されました。状況から廃車になった可能性が高いとみられます。
719系は2020年までに0番台が、2023年に0番台を改造した700番台観光列車「フルーティアふくしま」が引退し狭軌用の車両は全廃(訓練車除く)しましたが、5000番台はこれまで大きな動きがなく活躍が続いていました。
なお、JR東日本の標準軌用在来線車両をめぐっては、田沢湖線用701系5000番台アキN5001編成も廃車とみられる動きがありました。
今回はY-11編成に廃車とみられる動きがありましたが、山形線の719系の今後はどうなるのでしょうか?

719系カタY-11編成に部品撤去の動き(廃車か)
本日、山形線(奥羽本線)719系5000番台のカタY-11編成が旧新庄運転区まで臨時回送され、現地でパンタグラフなどの部品が撤去される様子が確認されました。状況から、廃車回送が実施された可能性があります。719系5000番代Y11編成 廃車

山形線の719系 後継車と今後の動向は? 【 #719系の日 】
奥羽本線の通称山形線と呼ばれる区間で活躍する719系5000番台。
山形新幹線と線路を共用する区間で活躍することから標準軌仕様となっており、狭軌の719系が全て引退した後も現在に至るまで全車が活躍しています。
719系はJR東日本の中で...



コメント
川崎車両で製造中の、交流向け(と思われる)のこの車両に置き換えられるのでしょう。
田沢湖線の701系も同型車両で置き換えられるかもしれません。
参考↓
https://kumoyuni45.net/archives/11198
どちらも代替車入線前に廃車が発生しているのが意味深ですね。
需要減がそれだけ著しいのでしょうか。
田沢湖線の701系に関しては減車による純減で余剰となった分が廃車となった形ですが、山形線については所要数に変化はなく、予備を減らす形で廃車が発生している状況です。
ただ、現状719系の運用については朝のみの運用と夕方出区の運用がそれぞれ存在していることもあり、1編成であれば予備を減らしても直ちに車両繰りに影響が出るとまではいかなさそうです。
米沢以北で減車減便あるいは運用置換えの見込みが立ったって言う事ですよね。
板谷越え運用そのものは定期2運用しかありませんし、現状5日運用のうち2日分を701系に置き換える目途でも付いたのでしょうか。
もっとも、山形線はワンマン対応可否や形式別で完全に運用が分かれていますから元々予備車は多いのですが。
山形線普通列車用の編成数が21本に対し、現ダイヤでの必要本数は実質17本と余裕があるので、田沢湖線701系の例と同様に余剰廃車と考えるのが自然と思います。
新型車両による代替としては早いタイミングですし。
そもそも狭軌のJR東日本が標準軌ローカル線向けに新車を導入するのって逆にコストがかかるのではないでしょうか
京急か京成から車両をカスタマイズしてもらったらどうでしょう…
違う台車を履かせればいいだけの話で、719系や701系で実績があります。
京急や京成は、軌間が同じというだけで、設計思想も電化方式も違うため、メリットどころかデメリットしかないと思われます。
ひとつだけあるとすれば、標準軌用の719系・701系はステップ無しの電車ホーム設計で造ってあるので若干車体が違うんですよね。
番台区分だけでどうともなる程度の差ではありますが。
ただ、車体設計ごと客車ホーム専用に造ってしまったE721系がどうやっても標準軌線区には入れられないというのがある意味痛手でしたかね。
直近でE129系や派生形式のSR1系の製造実績がありますし、交流機器に対応した車体に少し手直しする程度で問題ないんじゃないかと思いますね。
どちらにせよ車体構造の見直しは必要なわけで
なんならステップ無し交流車体の817系や821系をOEMする手もあるのではないでしょうか。EV-E801という前例もあるのですし。
阿武隈急行の車両更新が延期、製造工程で不具合
https://4gousya.net/forums/post/%e9%98%bf%e6%ad%a6%e9%9a%88%e6%80%a5%e8%a1%8c%e3%81%ae%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%8c%e5%bb%b6%e6%9c%9f%e3%80%81%e8%a3%bd%e9%80%a0%e5%b7%a5%e7%a8%8b%e3%81%a7%e4%b8%8d%e5%85%b7%e5%90%88
横槍な発想であって詮索しても特に意味がないかなとは思いましたが、J-TRECがJR東日本の100%子会社であることと、阿武隈急行 在来8100形のメンテナンスに同様に100%子会社のJRTMが関わっていた経緯、719系の制御機器の維持が限界にきているため同種機器を使用する8100形も維持できないとしてAB900形投入方針となった経緯から、本当に言葉通りの部品取りのための廃車 なのかも知れないですね。
では、解体前に丁寧に床下機器を部品取りされたのか? そこまでは把握しておりません。
それが一切確認されなかったのであれば完全に無駄なコメントで申し訳ありません。
ただ、連続して起こされている鉄道ピックアップに関連して少し調べましたが、新型(新車)投入の半年ほど前から在来車の廃車を始めるようなやり方は他にも事例があるので、川崎車両で製造されている謎の車体が719系5000番台の置き換え用であるとすればその傍証には成り得るかと思いますが、まだ正解が判明していないことです。