登場時のブラックフェイス塗色に復刻されていたキハ100系キハ100-2が、3月の営業を最後に廃車となる予定であることが分かりました。また、数日前にはキハ100-4とキハ100-8が郡山総合車両センター本所(KY)に臨時回送されており、これが廃車回送である可能性が注目されています。
各車両は盛岡車両センター一ノ関派出所に配置されていることが共通しており、主な運用線区である大船渡線は2025年3月改正でキハ110系に統一される予定であることから、従来運用されていたキハ100系に余剰が発生することが見込まれていました。
既に動きがあったひたちなか海浜鉄道への譲渡や今回の廃車予告など、余剰車両は基本的にJR東日本での車籍を失う方向性が窺えますが、一方で一ノ関のキハ100系は大船渡線だけではなく北上線でも運用されていることは留意されます。
次のダイヤ改正前後にはどの程度キハ100系の廃車が発生することが考えられるのでしょうか。
ブラックフェイス復刻塗色のキハ100-2が廃車へ
本日公開された団体商品に「キハ100系復刻カラー車両の廃車」との記載があり、キハ100-2号車の廃車計画が明らかとなりました。2025年3月23日の団体列車が「ラストラン」とされています。Like/関連リンク見るべきと感じた記事にLik..
キハ100系2両が郡山に臨時回送
1月21日に、盛岡車両センター一ノ関派出所所属のキハ100系キハ100-4とキハ100-8が郡山総合車両センターへ臨時回送されました。一ノ関派出所のキハ100系列は主に大船渡線などで使用されていますが、1月15日時点で仙台車両センター小牛田
キハ100系がひたちなか海浜鉄道へ譲渡・今後の他社譲渡可能性は?
本日ひたちなか海浜鉄道が、JR東日本の北上線・大船渡線で運用される盛岡車両センター一ノ関派出所配置のキハ100形3両(39,40,41)を譲受することが公表されました。キハ100系・キハ110系に他社譲渡が発生するのは初めてのことです。
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コメント
盛岡車両センター所属のキハ100についてですが、来年度中にHB-E220での置き換えが予定されている本所所属の車両にも延命工事の施工が確認されていることから直近で全車が置き換えられるとは考えにくく、一ノ関派出におけるキハ110での置き換えとも併せて一部を置き換えつつも、延命工事施工車を北上線に集約する流れになるものと思われます。
北上線は7運用なので,最低でも9両は確保されそうです。