従来より直通運転を行っていた西武鉄道と秩父鉄道。
かつては平日に飯能方面と、土休日に池袋方面と直通運転を行っていましたが、現在は土休日ダイヤのみ往復合わせ4本の列車が極わずかに直通運転を行っているのみとなり、また西武鉄道と秩父鉄道の連絡線は基本的に直通列車しか使用する機会が無いことも相まってまるでバスの免許維持路線のような運行形態となっています。
このような実態や使用されている西武4000系も今後引退が見込まれることから廃止となってしまうことも考えられますが、西武線・秩父鉄道線の直通運転は今後どうなるのでしょうか?
コメント
西武4000系の後継車両となる東急9000系の仕様がキーになりそうですね。
観光輸送はインバウンドなどで注力したいところかと思いますが、秩父鉄道沿線は観光地として苦戦している印象です。
秩父鉄道沿線といっても長瀞に関してはコロナ前より観光客は増えてるので、一括りにするのはどうかと思いますが、秩父市内(和銅黒谷駅~三峰口駅)は苦戦と言えるでしょう。そもそも中小民鉄の汽車ポッポが観光資源の一つになってる時点で、失礼ながら秩父を観光で盛り上げるのは厳しいですね。
秩父鉄道が、誘導障害対策する可能性は低いでしょうから、このまま終了するでしょうね。
誘導障害対策にも費用かかりますし、片乗り入れで車両使用料が発生してる現状を打破したいはずですから。
世の中の趨勢として、直流電動機の修理ノウハウの維持が今後為し難くなることを考えると、いずれは秩父鉄道もVVVF車を入れざるを得ません(中古車両の調達もVVVF車をいつまでも避けることはできない)し、その時点で誘導障害対策は不可避です。
となれば、西武がどのくらい秩父直通に力を入れるかにもよります(例えば001系の三峰口、長瀞乗り入れをやるとか)が、西武起因でVVVF車を入れるとなれば、むしろ切羽詰まって自社でやるよりも、いくばくかの財政的支援も受けられる可能性があるのではないか、と、これは下衆の勘繰りですが。
忘れてはならないのは、秩父鉄道は貨物輸送が主力ですが、数多ある機関車も一番若くて44年、最古の車で70年ですし、こちらを新造置換するとなると、VVVF車しか選択の余地ないんですよね。逆に、これをやらないと、秩父鉄道の廃線(御花畑以西)も俎上に上がりかねないかとも思われ。
西武の株主としては赤字路線は廃止でしょう!
株価上昇が最優先事項
「免許維持路線」は言い得て妙ですね。確かに、今後”定期列車では”直通を中止する可能性はゼロではないと思います。とはいえ、サステナ車両として(申し訳程度とはいえ)クロスシート付きの東急9000系をあえて選択したことを考えると、臨時列車として乗り入れを継続する可能性は高かろうと思います。
秩父鉄道への直通運転に関しては近年縮小傾向である一方で、昨年春の改正以降は秩父鉄道線内で急行運転や西武線特急との接続を考慮したダイヤ設定になるなどテコ入れを始めている様子があることから、利用状況次第とはいえ今後も何らかの形で維持してきたいと考えているのは確かでしょうか。
直通運転がどれだけの需要か、によるのでは。
維持しないと判断すれば、すぐにでも廃止になるのでは。
で、VVVF対応の話。対応しません、はおっしゃるとおりほぼゼロに等しいでしょう
そうなれば「いつVVVF対応するのか」だけの話となり、そうなるとやはり、今度の東急車の件はひとつ契機になりそうですね
(まずは一部区間(乗入れ区間)だけ対応する、ということもできるでしょう。車両の取替時にVVVF対応だと、一気に全線でやる必要が出て大変かと)
秩父鉄道線が(誘導障害が起きるという噂レベルではありますが)本当にVVVF車入線不可なのであれば、直通廃止はやむを得ないでしょうね。
利用者を乗換に慣れさせるためであれば、段階的に直通本数を減らしていったのも納得ですし、西武側としては秩父方面の旅客を特急に誘導したいはずです。
この噂がただの噂であれば、今後導入される9000系のリニューアルメニュー次第ですが…。経年を考えるとあまり大規模な改造はしないでしょうし、やはり存続は厳しいのではないでしょうか。
秩父鉄道自体が西武との乗り入れをあまりよく思っていないのもありそうですね
どちらかと言うと東上線との直通を再開したいようですし、近い将来廃止はありうると思います
20年後にはインバータ制御でない鉄道車両はほぼ存在しなくなるでしょうから、
鉄道事業を続けるつもりがあるなら、「インバータ車不可」などという状況は
仮に事実であっても改めねばどうにもなりません。対応しないという選択肢はありません。
それはそれとして、現在のダイヤだと長瀞以西で1時間空く時間帯が多く、直通の是非というよりは単純に列車本数が減少しているという話なのではないかと思います。この状況ですと、有料列車ならともかく、一般列車のリソースは自社線系統に振りたいところでしょう。
以前影森での分断が多数設定されていた時は、秩父鉄道車で熊谷方面~影森の3連と西武秩父~三峰口の2連にしたら便利だろうと考えていましたが、現在はほぼ通し運転ですし。
西武秩父線と秩父鉄道の直通運転も近い将来、完全に廃止される可能性があります。
西武4000系は元東急の9000系に置き換えられて廃車となりますが、一方の秩父鉄道は直流モーター車をそのまま使い続けるもようです。
丸ノ内線02系も、三田線6300系初期車もあっさり解体されてしまったため、秩父鉄道ではVVVF車による車両更新が不可能になってきています。
それに、誘導障害対策にもコストがかかりますし。
直通というより実態は車両借り入れではないかと思ってます。
どうしても秩父鉄道で車両が必要であるなら西武鉄道から4000系を購入する措置を採るのではないでしょうか。単に運用そのものが沙汰止みになる可能性もありますが。
個人としては、リバティを東上線配備にして、長瀞行き、アウトレット行き、あるいは羽生行きで本線系統のリバティと接続とか、夢のあることをやってほしいなと。長瀞を境に東武と西武で支援すれば、秩父鉄道もセメントジリ貧の中未来へのビジョンが描けると思うのですが。秩父路も東武の200系をあげるとか。もっと北関東、秩父地域を活性化させて、インバウンドで稼げるようにしましょう。