先日、JR北海道の735系サウA-102編成の両先頭車に、JR東日本などの中編成ワンマン運転対応車両に見られる安全確認カメラが取り付けられました。
現在のJR北海道では安全確認カメラを用いない短編成(1〜2両)のワンマン運転が行われていますが、735系にカメラを設置した目的はなんでしょうか。
735系に安全確認カメラが搭載
本日、735系に安全確認カメラの搭載が確認されています。ワンマン化へ向けた動きと推測されます。JR北海道、どうやら3両電車のワンマン化に着手する模様。735系A-102編成に試験的にカメラが設置されているのを確認。 pic.twitter.
コメント
安全確認カメラの実証試験を行うことで、将来的に中編成ワンマン運転の実施を視野に入れていそうですね。
3〜6両でのワンマン運転が可能になると、JR北海道の殆どの旅客列車でワンマン運転ができることになるのは大きいでしょう。
735系っ安全確認カメラの設置はしますが、これで終わりでしょうか。他の編成には設置しないでしょうか。
各車両(各側面?)ごとに取り付け方法やカメラ形状が異なっている様子が確認されていることから、現状ではまだ酷寒冷地での運用に問題がないかを確認する段階といったところでしょうか。
カメラ形状を見るに日立国際電気製のEthernetによる有線式システムのようですが、有線式では編成間にEthernetの信号を渡すジャンパ連結器の新設ないし既存のジャンパ連結器の改造を行う必要があるため、6連でのワンマン運転は少しハードルが高そうな感じでしょうか。
まだ実証実験の段階なのでどうなるか不明ですが、JR東日本やJR九州で既に安全確認カメラを用いた最大6両編成でのワンマン運転が実施されているので、問題なしと判断されれば一気に導入が進みそうな感じですね。
指定席車(uシート)連結のエアポート号のみ車内改札の関係でこちらのワンマン化は無さそうかなと。