しなの鉄道は1月15日に「プロジェクト115」の開始を発表しました。115系の完全引退まで4年という数字が示され、関連して塗色変更を含む各種企画を行うとのことです。
一方、かねてより導入が進む新型SR1系は、その導入計画から遅くとも2028年までには115系を置き換えると見込まれていました。
115系・SR1系は今後どのような動きを見せるでしょうか。
しなの鉄道で「プロジェクト115」始動
本日1月15日、しなの鉄道から115系に関する「プロジェクト115」という企画を行うことが発表されました。1月15日と115系にちなんで完全引退までの4年間、1月15日を「115系の日」とする他、115系をモチーフとしたグッズの販売とその収
しな鉄、JRのE129系ベースの新型・SR1系を導入
しなの鉄道は、JRから引き継いだものの老朽化している115系を置き換えるため、JR東日本のE129系をベースとした新型、SR1系を来年度(2019年度)から導入すると発表しました。SR1系は来年度から8年をかけて全52両を増備する予定で、車
しなの鉄道SR1系の投入両数が削減
2026年度までに52両を投入予定だったSR1系ですが、昨日付の日経新聞によると、2027年度までで最大46両の投入に削減したとの発表があったようです。年度別の投入数は「(2021)年度から23年度までは各年度6両ずつ、24年度から26年度
コメント
しな鉄ではプロジェクト115の終了後、引退でしょうか。
「販売の収益により」という文言は留意する必要がありますが、消滅してしまったものの長野エリアと縁のある塗色(スカ色・新長野色)の復活は期待したいところですね。
置き換えについて唯一方針が示されてない観光列車「ろくもん」ことS8編成の処遇が気になるところです。デュアルシート車(SR1系100番台)で運用されている「軽井沢リゾート号」で置き換えてしまう、というのも新規投資が不要な分有力だとは思います。
ただ供食サービスに関してはやはり専用車を用いた「ろくもん」に当然軍配が上がりますし、コスト面を抜きに考えると収入面でも「軽井沢リゾート号」の軽食付きプランより当然「ろくもん」の食事プランの方が高額です。
希望的観測が多分に含まれますが、現状SR1系は0番台が欠番であり(デュアルシート車が100番台、一般車が200番台及び300番台)、新たな観光列車を新造車で用意する、というのも夢がありそうです。最も、新造コストの問題やE129系と同じ0.5Mシステムを採用しているSR1系では奇数両の編成組成が不可能という課題もある以上こちらの可能性はかなり低いでしょう。
JR東海から313系,JR西日本から223系2000番台譲受ではないでしょうか。
現在もSR1を製造しているので、譲受の可能性は少ないと思われます。(コストカットのために譲受して置き換えと言われる可能性もあるかもしれませんが・・・)
長野で定期検査は?
あいのかぜの絵巻はそうなりましたけど
引退はありません。
ろくもんを除く115系は合計で9編成あります。
これに対してSR1系の予定数は残り10編成です。
なお、115系は現ダイヤで7運用あるため、予備2運用のうち1運用は
SR1系の統一によって予備車削減に使われる。とすれば、
3両×5編成分→2両×5編成に減車。
3両×2編成分→4両×2編成に増車。
3両×1編成(予備分)→2両×1編成に減車。
3両×1編成(予備分)→置きかえずに消滅
となる可能性があります。(予想ですが)
導入予定の10編成のうち、3編成は先日、新津から甲種輸送されたので、
残りの7編成は2028年までに段階的に入れていくことになるでしょう。
今のままの運用体系では少なからず減車を伴う形となるため、少しでも混雑する時間に
減車しなくてもいいように、ダイヤ改正のたびに運用を見直して置き換えていく形に
なるのではないかと推測します。