2017年3月、磐越西線で運用されE721系に置き換えられた719系のセンH-10編成とセンH-13編成が突如EF81 133とマニ50 2186「ゆうマニ」に牽引されて秋田まで配給輸送されました。
両編成は秋田車両センター(現・秋田総合車両センター南秋田センター)所属となり2017年から2019年まで秋田地区の奥羽本線で運用されました。
当時は701系にATS-Pを設置する動きがありその予備車である見方がされていましたが、それが理由であれば仙台地区に2編成在籍する701系100番台を貸し出し、その補填で719系を仙台地区で延命すれば良いようにも感じます。
果たしてわざわざ仕様が異なる719系を秋田地区に転属させた理由はどのようなものだったのでしょうか?
コメント
701系を貸し出すということは、用途が終了すれば返却する必要があります(計画変更が生じて秋田に残留する等は別ですが)。
また仙台仕様から秋田仕様への改造・変更も何かしら行うとなれば、返却時に仙台仕様に戻す手間が考えられます。
そこで当初は廃車予定だったと思われる719系を転属させて、用途終了後に廃車して上記の手間を省くつもりだったのではないかと思います。
719系を延命させるというのも確かに一つの案ではあるでしょうが、
仙台側としては業務が一つ増える訳ですから手間を省く方向にしたかったのだと思います。
以上のことから701系の貸し出しよりも、719系に片道切符を持たせる計画にしたのだと思います。
701系3連が事故にあったので一時的な代わりとした為です。