2013年と2017年にそれぞれ1編成ずつが置き換えられた千葉ニュータウン鉄道9000形。
2013年の代替は9200形の導入により行われましたが、2017年の代替は京成電鉄より3700形をリースした9800形によって行われました。
異なる形式に代替されたことによって9200形・9800形共に1編成のみの存在となり趣味的には面白くなりましたが、2編成目の代替がリースとなった経緯が気になるところです。
2013年と2017年にそれぞれ1編成ずつが置き換えられた千葉ニュータウン鉄道9000形。
2013年の代替は9200形の導入により行われましたが、2017年の代替は京成電鉄より3700形をリースした9800形によって行われました。
異なる形式に代替されたことによって9200形・9800形共に1編成のみの存在となり趣味的には面白くなりましたが、2編成目の代替がリースとなった経緯が気になるところです。
コメント
千葉NT鉄道は第三種鉄道会社であるため収入は線路使用料がメインです。その上で高騰した建設費の返済もあり、財務状況も良くないために新車を導入する体力がなかったのでしょう。
幸いにも印旛基地には3700形ベースの7300形,9100形や同じ京成からのリースの7800番台もいますので、整備をする上では全く問題ないです。7800番台とはリース先が違うだけの色違いと言っても過言ではないでしょう。
京成ではこれに合わせて3035編成が導入されており、実質的にはこれが最後の公団9000形を置き換える形となりましたね。
千葉ニュータウン鉄道部分は、運賃収入全額を千葉ニュータウン鉄道が取り、北総鉄道が運行に要した経費相応額を戻す取り決めになっています。この計算をする上で、北総の車両を使わせてもらうよりも自社で車両を持つ方が安価となる為、北総・公団線として開業した際には車両も持ちました。(単価設定も京成グループの裁量次第ですから、客観性に欠ける気もしますが)
9000形の老朽更新を考える頃には成田スカイアクセスの開業が見込まれ、優位に立っていたUR側が交渉したことで、初期投資不要の京成車のリースとなったと思われます。
>9000形の老朽更新を考える頃には成田スカイアクセスの開業が見込まれ、優位に立っていたUR側が交渉した
千葉NT鉄道は当初から京成の100%出資ですが、なぜURがここに関係するのでしょうか?
2004年に都市基盤整備公団がURに改組するときに、鉄道運営から手を引くための受け皿会社が千葉NT鉄道ですよ?
しかも9000系の老取開始は2013年。時系列が合わないですね。
自前所有の車両を減らすことによる固定資産税の削減を目的としているのではないでしょうか?京成籍で入籍して譲渡という方法で導入された9200形も現在はリースバックされてるらしいという話も出ていましたので、可能性は高いかと考えております。