宮原や野洲で疎開が続く681系・683系。
先日、681系キトV12が吹田に入場しましたが、未だに多数の編成の疎開が続いています。
今後、疎開・運用離脱している車両はどのように活用されるのでしょうか。
疎開中の681系
宮原:V22(元サワN12)
野洲:V15、V41、V43、V44(順に、元サワW15、W13、W10、W12)疎開中の683系
宮原:W32、W34、W35、W36
野洲:N02(元サワR15)
※W32編成はしらさぎリニューアル塗装
681系・683系まとめ
2022・2023年度の転属2023/03/18:サワT41~T50,T52→キトB31~B40,B422023/04/15:サワT51→キトB412024/03/08:サワN03→キトA06※03/07京都へ2024/03/12:サワW1
キトN02編成が野洲疎開 キトV11・キトW33編成が宮原から返却
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コメント
万博の時に活用すると予想します。過去の万博では、特急列車の輸送力増強に追われていたようですので。
1970年の万博では、近鉄が伊勢志摩の観光開発と路線·特急用車両の増強を行いましたし、
1990の花博では、JRが「エキスポ雷鳥」「エキスポくろしお」などの臨時列車を走らせていました。
これらの実績を踏まえて
北陸·北近畿·南紀方面↔大阪の特急列車を増やすために活用すると予想しました。
はるかの敦賀駅乗り入れは北陸3県から要望があるものの、JR西日本は安定輸送の面で定期列車については否定的な認識を示しています。
また、ホーム長さの問題(はるか停車駅に12両停車できない駅がある)もあります。
基本的には281系の置き換えの線が濃厚で、はるか~サンダーバードの直通などを見据えた動きが見えると思います。289系化改造も早期に進んでいくことが見込まれます。
定時性の問題や繁忙期の増結が困難である点、車体長の長い683系では9連であっても関西空港駅のホーム長が不足するなどの理由から直通化は不可能です。
683系は289系に改造して283系の後継となるのではないでしょうか。
283系は吹田工場で魔改造して伯備線など山陰・岡山地区で波動編成として運用されます。
常識的に考えれば683系はしらさぎ転用、681系は廃車を前提とした疎開と考える以外ないでしょう。
既に転用に際した塗装変更や吹田への廃車回送がどちらも始まっている以上、完了するタイミングはともかくとしても、既に大枠ではこれ以外に予想しようがない程度には状況証拠も出てきていますし。
北陸新幹線大阪延伸が長引きそうな現状、将来の683系4000番台の置換えとしてサンダーバード用に新車を導入するのは大変効率が悪いので、2040〜2050年頃の延伸まで車両を持たせる必要があると思います。4000番台に次いで車齢が若い683系8000番台がサンダーに転用されたのもそれが関係していると思います。
付属編成もそんな感じなので、681系も検査期限までは順繰りに疎開させつつ使用していくでしょうね
また、特にしらさぎ用の681系置き換えには683系が足りませんから、681系の中でも車齢が若い基本2〜4編成は次回検査も通して残留しそうな気がします。
京都に転属した681系の編成番号は基本的に先頭車の番号順に振られていますが、0番台基本編成だと本来最後に来るべき編成がW11とW12になっているのが気になります。
今後しらさぎの減便や3両化などがなければ予備含めて8編成程度必要だと思いますので、これと2000番台2本と683系0番台4本でまかなう形になりそうです。
予想が難しいのが付属編成ですが、走行距離を抑えて長持ちさせる方向になるのでしょうか?
683はしらさぎ転用や289化されて活躍するでしょう。ただ681は車齢的にもそろそろ引退でしょう
683系のN01・N02編成は本来はしらさぎに使われる2000番代をそのままサンダーバード用に配置したのがルーツで、0番台・681系とドア位置が違い乗客への案内に支障が出てしまい、能登かがり火の本数も足りて使い道がない…といった状況です。
無難なのは289系化ですが、現状の付属編成の繁忙期以外での所定運用が福知山の1運用程度しかないので、わざわざ改造するほどかは疑問です。
以前何回か乗った「しらさぎ号」を見たままの感想なのですが、681系は内装こそ今なお丁寧に整備されておりますが、車体そのものは痛みが酷くパッチワーク状態の編成も見かけたことがありました。経年から考えても681系の方は残念ながら廃車となってもおかしくはないと思います。683系の方はちょっと読めないところがあります。今後の動きを注視したいです。