かつて中央総武緩行線で活躍していた209系500番台。
その中でもミツC516編成は側面帯が他の209系やE231系の黄1号とは異なり、103系や201系同様の黄5号となっていました。
同編成は2009年に京浜東北線から転入したため、帯色の変更を経験した編成でしたが、何故黄1号では無く黄5号となっていたのでしょうか?
かつて中央総武緩行線で活躍していた209系500番台。
その中でもミツC516編成は側面帯が他の209系やE231系の黄1号とは異なり、103系や201系同様の黄5号となっていました。
同編成は2009年に京浜東北線から転入したため、帯色の変更を経験した編成でしたが、何故黄1号では無く黄5号となっていたのでしょうか?
コメント
207系900番台や常磐線E231系0番台の前面帯などでも通常とは異なる色味に仕上げられたことがありましたが、意図的な仕様というより図らずもそのような仕様になったような印象を受けます。
ミツC516編成の場合は同編成転入用に手配した帯が偶然色味が異なる仕上がりになったのではないかなと思います。
私は知らなかったんですが、C515編成も出戻り後に黄色5号の帯をまとった時期があったのでしょうか? Webサイトを検索するとこのサイトのモデレーターをされているすいごう氏を含んで、そのような記述がいくつかある事に気付きました。
ホーム検出装置の有無と運転台がATC仕様になっているところは当時の他の編成との違いとして挙げられると思いますが、区別の必要があったかどうかは知りません。
まず、C515編成が2005年10月から三鷹所属のまま浦和に貸し出され(209系の窓開閉化工事関連)2006年3月に三鷹に戻り、その年の9月に正式に浦和転属(ウラ85)となったようですが、三鷹に一度戻った際に帯の色が黄色5号だった、という記録が残っていますね。
他方、C516編成は新造時ウラ80編成で、2009年に三鷹に転属となっています。
この2編成だけが「一度他の色の帯をまとった後黄色の帯になった」というのがポイントではないでしょうか。
ここからは推察ですが、仮説は2つ。
仮説1)2006年にC515を黄帯に戻す際に、発注ミスか何かで黄色5号のフィルムが届いてしまい、それをそのまま使った。そして、C516編成の時にもそのフィルムの在庫をつかった。
仮説2)C515のフィルムを張り替える際、黄色1号だと下地の汚れが見えてしまうので、あえて少し色の濃い黄色5号を発注した。
いかがでしょうか?