JR東日本はEF81を尾久、新潟、南秋田に計9両配置しています。そのEF81が、従来直流機が担当してきた運用に充当される機会が増えていますが、なぜなのでしょうか。(数値は2024年5月現在)
・新津配給
J-TREC新津で製造された車両の配給輸送です。従来基本的にEF64が使用されてきましたが、2023年からEF81が使用される機会も時々見られるようになりました。
・宇都宮配給
宇都宮タに常備してあるホキ800の検査を尾久で行うための配給列車です。従来基本的にEF65が使用されてきましたが、2024年から本格的にEF81が使用されています。
新津配給について一部では「EF64の走行距離調整」などという説も出ていますが、詳細は不明です。また宇都宮配給については、EF81の使用によりEF65が稼働する機会がほぼ消滅することが特筆されます。
ぜひ皆さんの考えをお聞かせください。
コメント
JR東日本の事業用機関車廃止計画に基づいた中での移行措置(EF65の廃車を先行させる?)かもしれませんね。
可動範囲が直流電化区間に限られるEF65よりは「きほん電化方式問わず使用可能なので使い勝手が良い」という利点を買われたのではないでしょうか。
検査キロ回帰以外に考えられませんね。
もう、大規模な検査も終了しているとのことですし、検査キロに達して要検・全検は許されない状況です。
宇都宮配給のホキも廃車が近い可能性があること、E231系の更新工事もあと数年で終わる可能性があることから、恐らく最近運用に就いていない139号機は予備機として残す可能性が高いです。長岡車はE231系の更新工事が終わり次第E493系がKY入出場などを置き換え廃車、尾久車は宇都宮配給やカシオペアの運用終了で廃車でしょう。
(追記) EF64は全検を受けていることからNN入場などで残り、尾久のEF65についても廃車は近そうです。
EF64が昨年になって相次いで全検通過したというのは、恐らく今年度の事業用機関車全廃の方針そのものに変化があったと考えるには十分な根拠であると考えられますが、もし仮に全廃時期が未定に変更されていた場合、一日も長く同系列を保つ必要があり走行距離抑制のために可能な場面ではEF81も登板させるようになったのではないでしょうか。
ちなみにEF81が使用された新津配給を見返すと、E235系付属編成及びE131系1000番台には使用されている一方でE235系基本編成には使用されずに必ずEF64が充てられており、恐らく牽引力の観点から機関車全廃までは是が非でもEF64を保たせたい方針なのではと推察できます(最も、秋田配給で両数がほぼ同じE231系800番台などを普通にEF81が全区間担当していることから決して充てることが不可能というわけではないのでしょうが)。
今後、EF81はE493系に置き換えでしょうか。
はい、そうです。
数年前、高崎のEL(EF65-501やEF64?)については残すと労組資料から出ていますが、数年経った現在ではおそらく変わっている可能性もあり、こちらの動きも気になるところです。
まだまだD51-498には頑張ってほしいです
D51-498があるから、ディーゼル機関車&電気機関車が残れる
E493系が使い物にならなかったので、地方私鉄の古いELのように未来永劫EF81を使い続けるという方針に転換したのかもしれません。
なので、どうせ全検は通すので走行距離気にせず使い倒そうということで使用頻度が増えてると予想します。