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SL「C58 239号機」が新たな観光列車で復活へ 既存車改造の客車の種車は?

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かつて釜石線 花巻~釜石 間の観光列車「SL銀河」で運行された蒸気機関車C58形239号機が、2029年春以降に東北本線 盛岡~一ノ関 間での運行開始が検討される新たな観光列車の牽引機として見込まれているようです。臨時列車としての運行、ひいては動態保存が途絶えてしまった同機の二度目の復活が期待できそうです。
客車に関しては「既存車両の改造を予定」と言及され、新造することは現時点で否定されましたが、種車などの詳細は明かされていません。

「SL銀河」ではJR北海道から譲受し改造した元50系客車の気動車キハ141系700番台(廃車済み)を使用し、気動車化によって備えられた動力を活用することで釜石線勾配区間での運用を実現させていました。
今回、走行線区が大きく変化することになりますが、新たな観光列車の客車の改造種車として見込んでいる「既存車」とはどの車両なのでしょうか。

釜石線「SL銀河」の運行が終了
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コメント

  1. 運行開始が2029年春(2028年度末頃?)ということもあり、タイミングとしては直近で置き換えが行われる盛岡やぐんまのキハ100/110系列では少々早すぎる感もありますから、その次に置き換えられる同系列の中から選ばれそうなところでしょうか。
    その場合、候補として考えられそうなのは唯一グループ全体で延命工事を受けていない左沢線のキハ101や、不通による余剰車を大船渡線へ転用したことにより不足する陸羽東線復旧(2027年予定)後の車両を補充するための車両転配に関連して捻出が可能な小牛田のキハ110あたりが可能性として考えられそうなところでしょうか。

  2. タイミング的にキハ110系列しか思いつきませんが、特徴的な車体断面やデッキなしの車内など、SL観光列車の「客車」として馴染むのか疑問です。
    また、適切な種車がなさそうな状況でもJR西日本の35系のような新車製造に踏み切らなかった点は、また長期的な保存運行は考えていないのか、とがっかりですね。

  3. 今のところJR東日本狭軌路線に余剰客車及び交流型車両は無く、気動車でも該当するのはキハ110系のみですから、基本的にはこの形式を転用と考えるのが自然なところでしょうか。波動用への改造実績も多く、転用には最適とも思えます。
    SL銀河用に購入したキハ141系を運行終了と共に廃車とした中、新たに気動車を外部から購入する可能性はないでしょう。JR北海道からは国鉄型以外に余剰車の発生見込みはなく、それ以外のJR各社ですと、今後置き換えが予定されているJR東海のキハ75系は急行列車用の2エンジン車両で、補機用としては明確にオーバースペックな上に、銀一色のステンレス車体はSLのイメージとも噛み合いません。後者は同時期に置き換えられるJR四国の1000系にも言えることですね。

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