29日、読売新聞の報道でE26系｢カシオペア｣が6月の宿泊ツアーをもち引退することが明らかとなりました。
以前から機関車全廃に伴う動向が注目されていましたが、一緒に引退する見込みであるとみられます。
なお、読売新聞の記事にて引退後の車両の扱いが決まっていないとされていますが、今後は保存等の動きはあるのでしょうか？
E26系｢カシオペア｣ 6月引退へ
本日、読売新聞の報道でE26系｢カシオペア｣が6月に予定している宿泊付きツアーをもって引退することが報道されました。関係者への取材で｢運行開始から２５年以上が経過し、車両の老朽化が進んでいるほか、車両を引っ張る機関車が減少している｣という理
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コメント
座席車ではなく寝台車という特殊性からタイなど海外譲渡はおそらく無く、「夢空間」同様に一部の車両を保存の上、ほかは残念ながら解体となると思います。
ただ、民間で「寝台列車」をコンセプトにした宿泊施設事業者が引き取るかもしれません(既にそういう事業者は存在しますし)。
どこかへ譲渡するにしても永続的に維持管理できる事業者にして欲しいですね。ボロボロになった「夢空間」の二の舞は勘弁してほしいです。
かつての「川口ビール園」の20系客車のように屋内が望ましいのですが(閉店に伴い解体されてしまいましたが)。
大穴として、カヤ27がTHE ROYAL EXPRESSのゆうマニの予備電源車として東急（伊豆急）に譲渡される可能性を挙げておきます。現実には無いとは思います。
THE ROYAL EXPRESSのような貸出クルーズトレインとしてどこかが購入してくれないものですかね？
THE ROYAL EXPRESSが電源車含め6両ですから、短縮すれば同じような用途での活用は可能かと思います。
ただ、今後も活用するのであれば大規模なリニューアル工事は不可欠でしょうし、それならばE26系を改造するコストと一から新造するコストがさほど変わらなくなってしまう事も考えられます。
E26系客車の今後が決まっていないということは、「特別な車両」として展示されたり、「廃止鉄道車両を活用したイベント」に用いられる事実は 現時点では存在しない となりますね。さてどうしたものか、残念な話です。