中央快速線・青梅線で活躍するE233系0番台では、現在機器更新工事が進められています。
今年3月までにグリーン車の組み込みも行われていましたが、製造されたグリーン車の数は対応工事を実施した編成数より1編成分少ない状況です。
そのため、グリーン車組み込み完了後にはトタT40編成が余剰となっていました。
しかし機器更新が始まった後は、入場中の編成に代わり同編成がグリーン車組込み済みの状態で運用に入り、現在は事実上の予備車として活用されています。
気になるのは、すべての編成で機器更新が完了した段階で、最終的にどの編成が余剰となるのかという点です。
更新完了後も引き続きT40編成が余剰となるのか、それとも別の編成が対象となるのかは現時点では不透明です。
余剰となった編成は転用の可能性が高く、今後の動向についても気になるところです。
コメント
トタ40編成自体が予備扱いなのではなく、組込対応の順番の関係で同編成が一時的に余剰になったと思いますね。
今後機器更新を進行していく中で、更新が不要なG車を有効活用するために別の編成へ組み込むという流れは継続するんじゃないでしょうか。
入場編成のグリーン車を出場編成に付け替えて、グリーン車を循環させるものだと予想していたのですが、
入場編成のグリーン車をT40に付け替えて代走させ、機器更新が終わったらT40から戻すという手順になっているようですね。
素人目に見てかなり手間のかかる方法に見えるところです…。
この状況が続くなら、T40が余剰編成になりそうですよね。
まず転用候補で明らかなのは、TASC装置がなく事実上運用入りできないH49と、青編成の機器更新により予備扱いになってるT71、この2編成はWC改造をしていないため余剰は確実でしょう。
E233系を房総地区に転用させるにあたり、中原、さいたま、京葉、豊田の4つの所属(松戸も入り5つ含む?)が絡む可能性が濃厚そうですね。その場合、豊田の場合はH49ともう1本を幕張に、車齢が若いT71を京葉に転用がスジかなと。
すなわち余剰車で最も都合が良さそうなのはH編成かと。青編成も現状分割運用がないので、可能性としてはゼロではなさそうですが、WC改造の手間を考えると最終的にH編成を浮かす方が合理的に思えますね。
機器更新工事が終わる頃には、所有本数を1本くらい削減してもよいかと思われるので、T40編成にH編成1本からグリーン車を付け替え捻出したH編成を、噂される千葉転用に回すのでは?
E235系の余剰転用も含めて、トータルで見たいところ。